野口和彦(県女)のブログへようこそ

研究や教育等の記事を書いています。掲載内容は個人的見解であり、群馬県立女子大学の立場や意見を代表するものではありません。

しぶとく春スキー

2016年05月03日 | スポーツ
今シーズンは、雪不足により、春スキーを楽しめるはずのスキー場も次々とクローズしました。とりわけ残念で驚いたのは、奥只見丸山スキー場が、5月1日で営業を終了したことです。雪が多すぎてハイシーズンはオープンできないスキー場が、雪不足で、こんなに早く滑れなくなるのですから。奥只見の絶景や雪と緑のコントラスト、開放感が、今シーズン、もう味わえないのは、寂しい限りです。

他方、まだ滑れるスキー場もありました。ということで、先週は丸沼高原スキー場(ただし、今シーズンは5月1日でクローズ)、今週はたんばらスキーパークで滑ってきました。丸沼は毎年、春スキーで何度も利用していますが、たんばらに行くのは数年ぶりでした。雪は少なめでしたが、スキー場のスタッフが頑張ってコース整備を行ったのでしょう、バーンコンディションは、そこそこよかったですね(センターハウスも綺麗にリニューアルされていました)。もちろん、雪不足でコースが狭くなっているところもあり、ゲレンデ下部は滑走できませんでしたが、高速クワッド左の「センターコース」は、私が行った時には、まだバッチリ滑ることができました(ただし、融雪が進んでいるようですから、これから「たんばら」に行く方は、同パークのウェブサイトでコース状況を確認してくださいね)。

たんばらは、GWも常設のスキースクールを営業していたので、来シーズンに向けて入校してきました。ここのイントラのNさんから、私が苦手取りている小回りを中心に、かなり良いアドバイスをいろいろといただきました(感謝!)。なかでも、以下のことはとても参考になりました。

1つは、ターンの谷回りがキチンと作れているかどうかの目安です。下からターンをみて、谷回りで板の表面(おもてめん)が見えるかどうか、だそうです。板の表面が見えればOK、見えなければNG。これは、わかりやすい判断基準ではないでしょうか(大前提は、内倒、内向しないことです)。なお、谷回りに入る角度は、とくに大回りでは、真横に飛び出るような意識で深回りをして、谷回りを長く取り、最大傾斜線を過ぎたら、ターンは仕上げです(これが急斜面や高速ターンでできれば…)。

もう1つは、ターン全般における膝の高さです。中間姿勢からターンを始動して外足を伸ばしたあと、ニュートラルに戻るときには、内足の膝の高さを変えずに、その高さに外足を戻すのだそうです。この動作は使えると思いました。私にとっては、ベンディングや伸ばし荷重といったイメージより、膝の高さを意識したほうが、うまく滑れることを実感しました。

私の今シーズンの終了が、そろそろ近づいてきました。その後は、オフトレをしっかりとやって、来シーズンに飛躍したいと(毎年、同じように、笑)思っています。

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