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研究や教育等の記事を書いています。掲載内容は個人的見解であり、群馬県立女子大学の立場や意見を代表するものではありません。

スキー大改造計画

2016年01月12日 | スポーツ
今シーズンは、自分のスキーへの向き合い方を大胆に見直そうと思っています。毎年、自覚している欠点を修正するのを意識しながら滑り、ビデオチェックして、また練習することを繰り返してきました。しかし、この数年、私のスキーテクニックの理想と現実のギャップは広がりっぱなしです。残念ながら…。ですから、今シーズンは、スキーの滑り方についての既存の考えやトレーニング方法を大きく変えてみることにしました。

1.コーチングをシッカリと受ける。
さまざまなコーチに指導を受けることが大切なのは言うまでもありませんが、今シーズンは、川場スキースクールで、継続的に教えてもらうつもりです。

ここのTインストラクターには、先日、大回りを教えてもらいました。プルークスタンスによる体軸の位置から、外足の使い方、足裏感覚、ターンにおける荷重ポイントなど、大回りのコツとポイントを丁寧に「伝授」してもらいました。Kインストラクターには、私のスキーがターン後半に走らない原因と直し方などを指摘してもらいました。ありがとうございます。今後、しばらくは、TさんとKさんに教えてもらったポイントのみを修正できるように、トレーニングをしていくつもりです。

2.イメージ・トレーニング方法を単純にする。
スキーのトップレーサーやデモンストレーターの滑りは、素晴らしく、とても参考になるのですが、それぞれ個性もあります。これまで私は、自分の滑りを改善する参考になればとの思いから、テレビやDVD、さらにはスキー雑誌などで、いろいろなスキーヤーの滑走をみてきました。こういたイメトレの効用は言うまでもなくあるのでしょうが、もしかしたら、私の「スキーコンピュータ」が優良ではないために、理想と現実のギャップを過剰に意識するようになってしまい、滑り方のイメージに混乱を招いているのかもしれません。そこで、今シーズンは思い切って、スキーのイメージをシンプルにしようと考えています。

3.かかと荷重をやめる。
私のスキー・テクニックの問題なのでしょうが、カカト荷重をメインにして滑ることの違和感が抜けません(緩斜面や柔らかい雪面では、カカト荷重でも気持よく滑れますが…)。とくに、硬い急斜面では、谷回りで外足のエッジが外れたり、体が遅れたりしがちになります(アサマ2000のステージ2などで滑った際に、痛感しました)。そこで、谷回りの前半は母指球、マキシマム(最大傾斜線あたり)は母指球からカカトのライン、山回りにかけてカカトへと、ターンの各局面で荷重ポイントを移動することにしました。この冬は、シーズン通して、これを実践して滑ってみます。さて、結果はどうなるでしょうか…。

最後に、私は、スキーで重要な股関節が固く、骨盤の動きも鈍い。腰から下の柔軟性も低下しています。年齢には勝てないのかもしれませんが、腰から脚のしなやかな動きを少しでも取り戻せるよう、柔軟体操をするように心がけます。

今シーズンの「オヤジ」スキーヤーの挑戦は、どうなることでしょうか。