きまりをつける必要があると思っている。年の瀬、時期的にもぴったりだ。必要なもの、必要でないものが分からずに、目の前にきた
ものを端からやってきたような気がする。例えば、絵の発表、長く外国の個展を続けてきた。国内の個展との両立は、かなり、きつい
ものだった。作品を梱包して、輸送して、オープニングパーティに出て、帰国して、時差ぼけの頭で、カルチャーセンターの講師の仕
事をこなす。一度、パリの空港で乗り換え便に間に合わなくて、帰国できずに、成田から、顔も洗えずに教室に直行したことがあった
きつい経験ではあったな。エッフェル塔も見たことがなかったが、ようやく、今年、行って来た。これで、ワンポイントの人並みの観
光ができた。絵の個展で行っているので、楽しく過ごすということとは無縁だ。だが、個展を通して様々な経験ができたと思う。
今、仕事上のいろいろなことを決めなくてはいけないと思っている。四つの懸案事項がある。新年になってその一つ一つと向き合って
いかなくてはいけない。
新年のお雑煮は何十年ぶりかの四角い餅にする予定だ。関西の丸餅になじんできたが、母親には小さく切った平らな餅が安全だと思
う。
フォト 2015