Kazuko MISAWA World

三沢かずこの青の世界 ー 作品の周辺

楽しむこと

2016-10-28 18:40:45 | アトリエから

西脇の個展の最終日、搬出をすませ、関係者の方々に挨拶もすませて....さて、帰りの電車の時刻まで1時間以上ある。播州織のデザイナーズショップに

案内していただき、それでも時間が余り、へそ公園を散策した。時間が余りすぎるなんて日頃はほとんどない。少し楽しみなさいという、天の声?ずっ

と時間が詰まりすぎていて、何かを楽しむという余裕がなかった。かなり、神経が疲れすぎていた。様々なストレスが、多分、心臓にも負担をかけたの

かもしれない。

空いた時間、へそ公園の入り口にあるレストランで、お茶をした。コーヒーは遅すぎるので、紅茶とフルーツパンケーキセット。超スイーツのような、

盛りだくさんのフルーツ、アイスクリーム、生クリーム等の甘さ。まあたまにはいいか。やはり開放感がある。終わったのだから。自分をつかの間、休

ませることも必要だな、としみじみ考える。紅茶を飲み終えて、早めにへそ公園駅に向かった。これに乗り遅れたら、家に帰れない。ホームでの乗客は

多分、ひとりきりだ。無人駅で、あたりは暮れ方。電車止まってくれるようにアピールしなくては、などと心配しながら。でもやはり、大きな開放感。

応援してくださった方々、ほんとうにありがとうございました。

 

                     

                   フォト  2016

   

                                                        

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個展終了

2016-10-25 19:11:40 | アトリエから

岡之山美術館の個展が終了した。台風への心配から始まったのだが、会期中お天気に恵まれて、一昨日、作品の搬出が無事すんだ。今日、両面テープを

しっかり貼り付けた100号大の越前和紙のテープをはがした。思ったより、スムーズにはがせて、ほっとした。会期中、壁から落ちないように、念入り

に貼り付けたテープだったので画面が痛まないでよかった。もうこんな展示の仕方は、ないと思う。パネルに貼って、厚み感をきちっと出したやり方が

自分の作品らしいと思う。

この度の個展、何日も会場に詰められなかったが、会場にいた時は、来てくださった方と話ができ有意義だった。その中でもほとんどの人が、流れるよ

うな感じの作品ですね、とか、海の中で漂うような感じ、のような感想をくれた。絵を全部、くっつけて、見てみたいという人も。まあくっつけても

それほど違和感がないとは思うけど。

今、終了して思う。このたびの50号の新作は、『水』だったのかと。イメージを先に決めて描く方ではないが、自然に、水への意識が働いたのだろうか

かなり、青の色を薄くしている。真夏に、姫路で見た、藍ぞめの布の瓶覗(かめのぞき)の淡い青が気になって仕方なかった。

今日から始めている青の画面は、久しぶりに、ウルトラマリンブルーを使っている。この絵の具、この間の絵の具注文リストから外れている色、もう在

庫もない。再度注文か。ほんとうに、生きて描いているのだな、青。

 

                     フォト  2016

 

                                                              

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JARFO京都画廊 GRAND OPEN展 Part3

2016-10-19 21:15:08 | 展覧会情報

           JARFO  京都画廊 GRAND OPEN展 Part3

 

                         

 

昨日から、始まりました。画廊は、京都御所のすぐ近くにあります。

阪急四条河原町から、205番のバスに乗り、河原町今出川下車 南へ徒歩3分です。

秋の京都散策を兼ねて、こちらもご覧いただけましたら幸いです。

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久しぶりの京都

2016-10-19 07:37:58 | アトリエから

京都へ行ってきた。京都でお世話になっている画廊の移転オープン記念展に招待され、25号の新作を出品した。昨日がそのオープンの日だ。(オープン

記念展はPart3)。西脇の個展と全く重なっているのだが、やはり今現在の作品を出品したいと思い、頑張った。壁面で見るまでは、少し不安もあった

のだが、実力派の作家たちの中で、青が個性を放っていた。日本画的な油彩、という感想があるという話をお聞きした。確かに、書道、水墨画、日本

画と変遷を重ねたが、今は、自分の表現に油彩がしっくりいっているので、少しは、三沢かずこの油彩画に近づけているのかもしれない。続けていると

周囲の理解度も高くなっていくのだろうか。

こころは、もう全く次の個展にどっぷり浸かっている。空間の問題、自分にとっての空間とは、一体何なのか。空間意識と、融合意識はどう両立するの

だろうか。個展をして、見てくださる方々と会話をして、様々な見方の中から、自分の作品、制作の方向を探っている自分がいる。

西脇の個展では、そんな自分の方向性がまだ明確ではないにしても、見え始めている。

西脇市、西脇市近郊の方々、また遠方から、半日( 1日かも )以上もかけて見に行ってくださっている方々に感謝しています。お天気に恵まれ、とても

良い個展ができています。ありがとうございます。ブログ時折のぞいています、と声をかけていただくことも増えました。ありがとう !

 

 

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西脇市岡之山美術館個展オープン

2016-10-08 22:07:19 | 展覧会情報

岡之山美術館個展 オープンしました。心配していた台風も大丈夫で、無事に、展示、初日を迎えました。

この美術館のアトリエ棟の壁面は、船を思わせるような曲面が特徴で、今までの個展会場とは違い、少し考え込みました。

縦位置の50号、6点を新作で曲面に乗せて流れるように展示しました。壁面との一体感が出せたのではないかと思います。

 

          

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