Kazuko MISAWA World

三沢かずこの青の世界 ー 作品の周辺

津高先生の作品

2015-04-29 12:51:22 | アトリエから

津高和一さんの作品がアトリエにやってきた。長い間、美術館やギャラリーで見るだけだった津高先生の作品。アトリエに着いた時、帰りにも

挨拶をする。とても嬉しいことだ。津高先生には生前中、直接お目にかかることはなかったけれど、先生の著作でどれだけ抽象絵画について教えを

受けたことか....。いまでも時折、著作を読み返す。ボールペンや、黄色のマーカーペンの線がところどころ引かれている。今は、また新しい箇所に

マーカーを引きたい自分がいる。当時の自分は、こんなところに心引かれていたのかと文章を何度か読み返す。

写真の作品は「名塩和紙」のはがきに描かれた作品だ。小さな作品だが、絵に説明はいらないよ、と言ってくださっているような優しさに満ちている。

先生の文章にある、新しいこととは、特殊なことではなく、揺るがない、動じないものを内に秘めているもの、という教えを今、また心に刻み込んで

今日の制作を終わりにした。

 

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個展の出会い

2015-04-24 08:48:53 | 作品

パリの個展に、パリ在住40年以上の写真家の浜和幸さんが来てくれました。ちょうどパリに旅行中の日本人女性お二人と、フランス人の奥様とご一緒に

ああ、日本語で通じる、嬉しいお客様、とフランス語が全くできない私は瞬間思ったのです。神戸からの方もお一人いて、なおほっとした気分。

浜さんは彼のブログ『パリsozoroプロムナード』にその時のスナップを載せてくれました。書き込みも結構あって、三沢かずこの作品を前から見て

くださっている方もおられ、とても嬉しいやら、驚きやら、です。どこかでつながることが多い昨今です。

書き込みの中にもありましたが、作品展示の位置がかなり高いですね、という意見が多いです。海の中にいるようにしたわけでは決してないと思います。

画廊のオーナーが展示をされました。位置が高いほうが空間がゆったりするという考えからです。

どうぞ、『パリsozoroプロムナード』をご検索くださいね。写真の左端のコート姿の男性が浜さんです。

 

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2015年 パリ個展 Solo exhibition in Paris

2015-04-19 16:36:44 | 作品

2015年、2月28日から3月13日までのパリ個展が無事に終了。3回目のパリ個展でしたが、手応えのあるものになり、次に向かう力をいただいて帰国致しました。黒の帽子の男性がフランス人評論家のDaniele Sodano氏です。

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