Kazuko MISAWA World

三沢かずこの青の世界 ー 作品の周辺

いのちのありかた

2018-01-22 18:23:56 | 日々のくらし

母親が退院してから、10日あまりたつ。なかなか前の状態には戻れない様子、周囲も見守り続けるしかない。昨日手を貸し

て10分ほど外を歩いた。嫌いな杖もつきながら。入院していた病院で素晴らしい主治医の先生との出会いがあった。『これ

から、一生、しっかりと胃の薬を飲み続けなくてはいけません』と母に言ってくださった。97歳の超高齢の患者に、なんと

温かい言葉なんだろうと思った。これから一生.....。この先生は、いのちの尊厳をとても大切にしておられる。さまざまに教

えられた。先は全く未知数だけれど、家族の役割を守って頑張るしかない。97歳という年齢の重さを受け止めながら。

                    フォト   2017       神戸市

 


家族が揃う

2018-01-12 19:06:52 | 日々の思い

高齢の母親が今日退院した。来週、もしくは、それ以降と予定されていたので、突然にバタバタの退院だった。許可が出たら、もう直ぐにでも

家に連れ帰りたい。二度も病院を往復して、荷物を運んだり、支払いのお金を用意したり.....本当に忙しかった。突然の胃腸科への入院は、今

後、いろいろな課題を家族に残してくれた。今は、家で眠っている。一安心というところだ。夕方、一時間ばかり、アトリエへ。暗くなりかか

り大して仕事はできないが、それでも、何にも増して安堵感がある。やりかけの20号に筆を重ねる。進展は少なめ。まあこれただけいいか、

と筆を洗いながら思う。夕食には温かくて柔らかいものを作ってあげよう。

                       フォト  2017       (神戸市)


年を越す

2018-01-02 09:48:36 | 日々のくらし

2017年の年越しもようやく終えた。二日間の大掃除、必要なところだけを選びに選び、やる。できないところは目をつぶる。ひとつやればあ

れもこれもと気にかかり出すのだが、自分を抑えて(?)体調を悪くしたら元も子もないと諦めの境地になれた。大晦日も短時間だが、雑事の

合間にアトリエで制作をした。アトリエの掃除もまあ区切りがついた。穏やかな、平安なお正月を迎えられるなと思っていたところ、母親が急

に胃痛を訴えて体調を損ねた。あいにく病院は休業、救急車を呼ぶほどではないので、薬局の薬とお粥でひたすら、掛り付け医の開院を待って

いる。取り寄せのおせち料理、全く、減らない。私はいつもそんなに食べていない、と母はいうのだけど、本当に減らない今年のおせち....。

                        フォト  2017        (神戸市)