昨日実母が100歳になった。酷暑にもコロナウイルスの恐怖にもめげないで、正真正銘百寿である。昨日今日とその行事に追われ
る。お手紙や、お花や、お菓子や、お赤飯やら様々なものが届く。お祝いの電話もかかってくる。娘の私が取り仕切るしかなく、
とても忙しい。合間にリュックを背負って、二ヶ月分の母の目薬を眼科にもらいにいく。そこでもスタッフの方々に100歳おめで
とうございます、と口々に言われ、頭をたくさん下げて御礼を申し上げた。帰宅したら、届き物の連続だった。気が抜けない。嗚
呼。今朝からは頂いた花と100歳の母とを写真に撮る。何枚も取る。この辺は、昔、写真スタジオで顔写真を写していた経験から
か良い表情が撮れるまで撮り直してしまう。100歳には見えない、と本人もぬけぬけと言う写真が撮れた。まあ一生に一度のこと
だからやれることはやろうとは思う。まさに老老介護に突入の感ありで、人生100年時代などという風潮は全く根無し草的だと痛
感している。そんな簡単なことじゃないよと叫びたい。ともあれ、家族に100歳が出たことに、感謝したい。全ての存在にこころ
から感謝です。