Kazuko MISAWA World

三沢かずこの青の世界 ー 作品の周辺

ギャラリー島田 地下空間で

2024-06-09 14:31:50 | 展覧会情報

今年の個展が来月に迫った。7月6日から16日まで。神戸のギャラリー島田の地下空間

で開催される。この空間、私の画業の芯のようなものだった。ここでの個展を視野に

頑張ってきた。何度かの海外個展で自分なりに修行を積んだ。そしてこの空間のもつ

芸術性、神秘性に圧倒され、時に助けられ、幾たびかの個展をこなしてきた。この空

間での個展も今回が最終回になった。かけがえのない空間に成長させていただいたも

のとして、感無量である。

家の中は火の車で、なるようにしかならない、との思いで日々を送っている。日にち

は休むことなく進んでいる。見てくださる方々の心に響くものを、展示したい。

 

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「坂の上の作家たち展」  ギャラリー島田

2023-02-23 09:55:13 | 展覧会情報

久しぶりの更新です。いつも読んでくださる皆様本当にありがとうございます。

一昨日雪が舞うなか、ギャラリー島田に行ってきた。「坂の上の作家たち展」を見に。私の作品

もギャラリー側のコレクションから展示していただいている。何が出ているか少し不安、いつ頃

の作品かも見るまでわからない。ギャラリーには私の3点の作品が展示されていた。懐かしい想い

に包まれしばらく見つめた。時の経過のなかで痩せ劣っているような作品でなくてほっとした。

「坂の上の作家たち展」は、神戸新聞で美術記者を長年されてきた山本忠勝さんのWeb批評誌

「シュプレッターエコー」に掲載された作家たちの展覧会である。山本さんが取り上げられた何

人もの作家の個性が光っていた。故山本忠勝さんには私自身、絵を描き続けるなかで様々な示唆

や励ましをいただいてきた。美術のなかで清冽に灯り続ける灯台のようなありがたい存在だっ

た。私の作品がこの展覧会の参加者として皆さんに見ていただける内容であったことに、心から

安堵している。ギャラリー島田から足軽やかに坂を下りる。この展覧会は3月1日(水)16時迄。

                  

 

 

 

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個展開催中

2022-10-28 05:44:13 | 展覧会情報

県民会館の個展が無事に開催されました。この個展が開かれるまで、まさに『祈り』の状態で

した。連日沢山の方々に来ていただき御礼を申し上げます。コロナへの恐怖は大分薄らぎました

が自己責任がついて回っています。こんな中のご来場に感謝いたします。

パソコン入力などは朝5時ごろにやって会場に毎日通っています。昨年に続いての個展はとてもも

ち時間がタイトですが、来てくださる方々は去年の続きの感想、会話などをしてくださいます。

生きててよかった!というようなお言葉、結構多いんですね。皆さん、本当に辛い3年を過ごされ

て来られたのですね。もちろん私も含めて。

個展無事オープンのお知らせブログになりました。今日は会場のDVDの撮影のため、9時半には

会館に着かなくてはいけません。全ての皆様ありがとう !!

                           

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個展のお知らせ

2022-09-25 16:32:05 | 展覧会情報

2022年の個展が近づいた。昨年に続いて今年も『祈りは青に』の個展。コロナや戦争や気候変動

に翻弄される昨今、平穏への祈りを込めて作品に向かうのだが無力さを強く感じるばかり。この

次の個展は夢あふれるものでありたい。青の他に赤や緑や黄色などの作品も展示したい。自分を

力づけて個展の追い込みの緊張感から逃れている。個展が近づくにつれて....いつものことなのだ

が目が見えてくるというか、画面上の余分なものが急に見えてきて、描き直しや手直しに追われ

ている。十二分に見直したつもりだが、どんどんと手直しの箇所が現れてくる。いつになったら

と不安にもなる。そんな折、ふと言葉が浮かんだ。-文章の推敲と同じ、やればやるほどよくなる

-  なかなか説得力のある言葉、だった。明日もまた頑張るしかないね。

                           

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風の路

2021-06-25 12:58:21 | 展覧会情報

ギャラリー島田で特別企画展『エポック・ノック』が6月12日から始まった。

58名ほどの作家が参加している。画期的な時代を意味するエポック、この新時代の扉

をノックするというテーマに作家がF6までの新作で挑んだ。コロナでの緊急事態宣言

下の準備、搬入はきついものもあったが、出品を終えてほっとしている。

この展覧会は6月29日(火)16時まで。G島田オンラインミュージアムでも公開中

*エポック・ノックへのコメント

停滞するものを吹き払う風、前を向き一心に突き進む風、今私の意識のなかに風という存在が大きな位置を占めている。なかなか風のように強い自分にはなれないが、社会を見つめて創作しようという姿勢が身についた。この社会、平穏にはほど遠く悲しみのニュースが日々流されている。だがわずかづつでも明るさへの兆しが生まれかけている。新たな空気に満ちた時代がやってくることを信じている。

           『風の路」 F6    油彩  2021

 

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