Kazuko MISAWA World

三沢かずこの青の世界 ー 作品の周辺

川端康成文学館ギャラリー個展が終了

2018-10-09 18:43:29 | アトリエから

今日は良い天気に恵まれた。台風騒ぎで、搬出が10日近く遅れたのだが、今日、無事に作品を運んでいただいた。ようやくこの

大切な個展が終了したという思い。次に頭を切り替えなくてはいけない。アトリエの多くの未完成の作品を一作でも多く仕上げ

なくてはいけない。次の個展はギャラリーなので小品が必要になる。描き進めていると、ある時点から、頭が充血したようにな

り、絵そのものの出来加減がわからなくなる。危ない、危ない。近くに置いてあった宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』を読み

返す。まるでごうごうと弾くセロ....のようだ。少し目が冷静になる。自分の創り出す世界が見えてきて、とてもありがたい。

                       アトリエ     2018.10.9  

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神戸市北区役所 新庁舎へ三沢かずこ作品

2018-10-01 19:17:59 | 作品情報

9月はほんとに目の回るような忙しさ。茨木の個展と神戸市北区役所の寄贈作品展示作業が重なった。なんとか乗り越えようと自

分を鼓舞。大切な個展の準備の傍ら、額縁、取り付け工事の業者さんへの連絡に忙殺された。ようやくこなした今、ワインを美

味しく飲める。北区役所の100号、2箇所の美術館での個展時、寄贈候補だったが、なぜか、私のところに戻り、その後、購入希

望者が現れたが、手違いでその方のところに行かないという事態になり、また私のアトリエに。代表作との声も高いこの作品。

北区役所に寄贈作品として提示した3点は選ばれずに、資料として持参したパンフレットに載っていたこの『象』が選ばれた。

絵が落ち着き先を選んだとしか思えない。新庁舎4Fのメインフロアに展示された作品は、少し晴れがましそうにしている。

                   

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(公財)天門美術館企画展『楠葉でアートを楽しむ夏』出品

2018-09-25 07:50:49 | 展覧会情報

猛暑の8月3日から9月5日まで、枚方市の楠葉で、公益財団法人天門美術館企画による展覧会があった。『楠葉でアートを楽しむ

夏』 この展覧会に私のごく小さい作品を展示していただいた。10センチ四方ぐらいのミニアチュール作品だが、掛け軸が並ぶ日

本美の中にとても自然に収まっていた。作品自体は小さいのだが、外へ広がる力というか、静かな中に勢いのようなものが感

じられて、ほっとした。何年ぶりかで見る作品は、内心、ほころびがないか、気にかかるのだが、大丈夫だった。もう自分が描

いたことが記憶のなかから外されている思いすらした。大切に扱っていただいているのだと感じた。ありがとうございます。

ちなみにその壁面のカテゴリーは、『涼風の季(とき)』  

                                ミニアチュール『浮かぶ」 2012   油彩

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個展に、元、文学少女

2018-09-20 07:45:35 | アトリエから

川端康成文学館での個展が無事にオープンし、順調に展示日を重ねている。私と文学のつながりを、あまり人に話したことがな

いので、いろいろな質問がくるかなと思って覚悟していたが、意外に無く、三沢さんって文学と密接よね、などと言われている

え?っと聞き返したら、だって前に詩画集出していたよね、と言われた。そうだ、あの頃は、文学に対して引きずっている気持ち

が強かった時だった。自分の作品に文学性などさしてないという思いで抽象画を描いてきたのだが、他者からはまた、違った見

えかたなのかもしれない。個展会場にも、文学少女(元?)や、文学趣味の方々が多いような気がする。少し新鮮な思いがして

いる。『伊豆の踊子』の終盤の悲哀や無常感を支えてくれる希望に心が洗われて読み返す。やはり、元、文学少女か。

                            フォト    撮影場所  神戸  2018

 

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川端康成文学館ギャラリーでの個展

2018-09-05 10:14:58 | アトリエから

大阪の書道の専門学校に通って書道漬けだったころ、この茨木市の川端康成文学館に行ったことがある。もう30年以上前か..。

書の展示を教室のお仲間と一緒に見に行った。川端文学は、こころの傍に常にあったので、書の展示はあまり目に入らなくて、川

端康成文学館の展示をドキドキしながら見入った。あれから、もう久しく時が経ち、私は、朝から晩まで書いていた『仮名』を

追求せずに、絵の世界に入った。絵をやりたいと伝えた時、書の恩師は自分も絵をやりたかった、やりなさいと言われた。あの

時の師の言葉に感謝を忘れている。今更だが、本当にありがとうございました。目下、個展の追い込みに入っている。後1点、

完成せずに、『伊豆の踊子』を読み返す。せつせつとした心情、また、完成が遠のくかしら。

                     M30      油彩  2018

 

 

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