また、カサコソの季節がやってきた。(泥棒ではないのだけど)落ち葉をカサコソ、カサコソ、と踏みしめる。乾いた落ち葉のくだける音が壮快。この季
節の楽しみだ。音に驚いて茶色の猫が逃げる。向こうから来た小型犬も涼しい季節に軽やかな足取りだ。
一昨日、西脇の岡之山美術館のサムホール大賞軌跡展の搬出に行ってきた。会期中、なかなか行けなくて、ようやく、最終日に行くことができた。15枚
のサムホールの展示。数が多くて、お世話をおかけしたと思う。会場入り口近くで、結構目立つ存在だった。一枚一枚はかなり小さなサイズだけれど、集
合の力はなかなかすごい。
美術館のすぐ横に、加古川が流れている。水は、西日を浴びて、きらめいている。水の色は、見えなかった。草むらの中を流れる水は、きれいな水の色の
ような気がした。
氾濫した鬼怒川は、平常はこんな静かな川だったのだろうか。これからの日本列島は、治水との新たな闘いのようだ。
サムホールの変遷 (1995-2015) (西脇市岡之山美術館)