大阪の書道の専門学校に通って書道漬けだったころ、この茨木市の川端康成文学館に行ったことがある。もう30年以上前か..。
書の展示を教室のお仲間と一緒に見に行った。川端文学は、こころの傍に常にあったので、書の展示はあまり目に入らなくて、川
端康成文学館の展示をドキドキしながら見入った。あれから、もう久しく時が経ち、私は、朝から晩まで書いていた『仮名』を
追求せずに、絵の世界に入った。絵をやりたいと伝えた時、書の恩師は自分も絵をやりたかった、やりなさいと言われた。あの
時の師の言葉に感謝を忘れている。今更だが、本当にありがとうございました。目下、個展の追い込みに入っている。後1点、
完成せずに、『伊豆の踊子』を読み返す。せつせつとした心情、また、完成が遠のくかしら。
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