風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

フリッツ・クライスラー ヴァイオリン 「前奏曲とアレグロ」

2024-06-25 18:58:52 | キリスト教会
金子三勇士(かねこ みゅうじ)の
リサイタル・パッシオで
森岡聡さんのヴァイオリンの演奏をお聴きしました。

大好きな曲で、ときどき頭の中を流れるヴァイオリンの曲。
でも曲名を知らなかった。
いきなりその曲が流れて、うっとり。

それがクライスラーの前奏曲とアレグロ。

クライスラーの愛の喜び、愛の悲しみ、美しきロスマリンなど
繊細で甘美な曲もありますが
ヴァイオリンの弦の響きが切ないこの曲は、
秘密の小箱に入れておきたいほどです。

レコードやCDを探す手間が省けるのは、
パソコンで検索すること。
聴きたくなったら、すぐに検索。

これからも、時々、ひとりで聴きます。

いま、YouTubeで検索してみました。 
廣津留すみれさんの演奏を発見 
とても迫力があり、かつ繊細、素敵な演奏でした。



 ギンバイカとも マートルとも呼ばれます
  (高谷学さんからお借りしました)

 素敵なお花をいつもありがとうございます。

 

勅使河原蒼風 【暮らしを豊かにする生け花】 草月流

2024-06-24 19:04:25 | キリスト教会
伊集院光の百年ラヂオで
生け花の草月流の創始者 勅使河原蒼風さんが
1955年(昭和30年)に放送された
「女性教室 暮らしを豊かにする生け花」を聴きました。

 若いころ友達のお母さんが
 お花を教えておられると知り、
 私の好きな「草月流」だったので
 喜んですぐ入会させてもらいました。

その草月流の創始者のお話
昭和30年当時は、生活に電化製品が普及し始めていて
女性に時間のゆとりが出てきたころでした。
ラジオで生け花???と思いましたが、
とても立派なテキストが60円(いまと同じくらいの価格)で
発行されていたようです。

道を究めた人のお話は、(どんな道でも)深い。

生活に花を、、、、という気持ちで
華道の普及に努められたのでした。

一番印象に残ったのは、
渋沢栄一さんの家を、インドの詩人タゴールさんが訪問したとき、
その部屋のしつらえに、心を打たれたそうです。
一幅(いっぷく)の掛け軸と生け花だけ。
その清々しさに感動したタゴールさん。
 華道は空間に線を描く、どんどん削っていくことで
 美を究める。
そして、タゴールさんに乞われて、
蒼風さんは、弟子の一人を、インドへ派遣して華道を広めたそうです。

テレビ番組でも、後ろに花が飾られることが多いです。
私はいつも、その花を楽しみます。
季節の花を、どのように活けるか。

「花は美しいけれど、生け花は美しいとは限らない」と
勅使河原蒼風さんはおっしゃる。
そこには、活けるその人の心(魂)が、現れる。
「活けた花は人だ」とおっしゃる。

これは、書道にも通じるなあとお聞きしました。
伊集院光さんは、そぎ落とすことは、落語にも通じると。

ふと、スタジオジブリの高畑勲監督の最後の作品
「かぐや姫の物語」の絵が、そぎ落とされて
 水墨画のような画風になっていったことを
 思い出しました。

貪欲に物を持とうとするのではなく、
そぎ落として、身軽に、清々しくなる。
究極の目標(めざすべきもの)は、そこらあたりにあるような。



 タチアオイの横顔  (高谷学さんからお借りしました)
  横顔もいいですね。


映画「千夜、一夜」を見ました

2024-06-23 19:10:17 | キリスト教会
2022年10月封切りの映画「千夜、一夜」を
アマゾンプライムで見つけました。
主演は田中裕子さん
全く知らない映画でした。

離島に暮らす主人公 登美子(田中裕子さん)の夫は
遠洋漁業に出る漁師。
ある時、漁から帰ってきて、その後行方不明になる。
不審船が来ることもあるので、拉致を疑う。
妻はビラを配って、情報を求めた。
しかし、全くの手がかりもなく30年、夫の帰りを待ち続ける。

〈どうしていなくなったのか分からないで待つ〉というのは、
本当に辛く、苦しいこと。
失踪した理由を、あれこれ考え、悩み、苦しむ。

そこへ2年前に夫がいなくなった奈美が来る。
元町長さんが、彼女に登美子を紹介する。
登美子は親身になって調査を助ける。

結末は言いませんが、
突然いなくなる・・・・ということで
私は最近(1か月くらい前)
ひとりで登山にでかけて、行方不明になり
捜索願が出されて、捜索してもらったが、まだ見つかっていない
80歳になられるH牧師さんのことを思いました。

謹厳実直、静かで思慮深く、聖人と言われたH先生は、
若いころから登山がお好きだったそうです。
慣れておられるからひとりで出かけられたのでしょう。
地元の山で、そんなに高い山ではなかったようです。

まだ安否は分かりません。
ある日、ひょっこり帰って来られるのでは、と思ったり。

聖書には、死なないままで 神が天に取られた人は
エノクとエリヤの二人だけです。
創世記5:24に、
「エノクは神と共に歩んだ。神が彼を取られたので彼はいなくなった。」
とあります。 
エノクは、ノア(ノアの洪水)の曽祖父にあたります。

私はH先生が、このまま見つからなかったら
「エノクのように、神さまが取られた」と思います。

多くの人たちが心配して、メールでの情報も錯綜したり。
いかに慕われておられた先生かと。
でも寂しさはつのります。
そして、ご家族の方々の苦しみ、辛さを、
この映画を見て、実感しました。

慰めと励ましが、ご家族の方にありますように祈ります。



 虹が立つ  (高谷学さんからお借りしました)

  虹をみると、ノアの洪水のあとで現れた、
  神さまの約束の虹を思います。

梅雨入りした模様です

2024-06-22 19:53:08 | キリスト教会
6月22日土曜日 いよいよ梅雨入りした模様です。
予報どおり、午後3時ころから降り始めました。

なんだかだるい 梅雨の時期を乗り切るには
なんといっても 梅干し です。

私は梅干しをつけたことはなく
梅ジュースはよく作りました。
2つの梅干し用の大きな瓶は、いまはほこりをかぶって
冷蔵庫の横に。

近年、梅ジュースも作っていません。

スーパーで、南高梅の梅干しを買っています。

もう何十年?も前にいただいた小さな壺。
クマのプーさんみたいに、蜂蜜を入れたらいいのかな、
などと思いつつ、食器棚のところに飾ってありましたが、
ふと、ここへ梅干しを入れたら!とひらめきました。



 それがこの壺です。



 うえから見るとこんな感じ

というわけで、ついに、この壺 出番がやってきました。

みなさまも、どうぞ梅干しで湿気の多い梅雨を乗り切ってくださいませ!

パスワードは believe

2024-06-21 20:06:09 | キリスト教会
橋を架ける
土地と土地をつなぎ、
人と人をつなぐ。

木曜日のドラマ「Believe ~君にかける橋」
人を信じる。
人を裏切る。
嘘をつく、騙(だま)す。

正直に真実(本当のこと)を語る人は、
上を見上げ、光をあび、
清々しい笑顔を見せる。

パスワードは、believeでした。
「信じる」とき、開く。
これは信仰の世界も同じ。
信じる時に、素晴らしい扉が開く。
目に見えないものが、見えるようになる。

 「虎に翼」「アンチヒーロー」「Believe」
裁判所と、面会室のアクリル板の仕切りの場面が多い。

信じ続けることの大切さ。
あの弁護士が、敵か味方か・・・と最後まで分かりませんでしたが
味方だと分かって安堵。

嘘のない、くもりのない、爽やかですっきりした人生を生きたい。
橋とはいいませんが、なにか人さまのお役に立てたらいいな。



 睡蓮 (野口勝利さんからお借りしました)

 良い安息日を。