本日6/29(土)午後7時30分~NHKの
新プロジェクトX 挑戦者たち
旧作アンコール
「命の離島~母たちの果てなき戦い~」を見ました。
教会のたくさんの方から、
見てくださいね、とメールがきました。
録画していましたが、いま、見ました。
*****放送予告から引用*****
終戦後、沖縄では水道施設が壊滅。
川の水を生活用水にすると感染症がまん延した。
医師は軍医に駆り出されて亡くなり、極度に不足した。
窮状に立ち上がったのは100人以上の女性たち。
現在の保健師にあたる「公衆衛生看護婦」となり、
各離島で島民の命を守る。
結核の疑いがあっても「周囲に知れると困る」と追い返されるが
島民に誠実に向きあい、信頼を得ていく。
79回目の沖縄慰霊の日を迎え、女性たちの奮闘秘話をアンコール。
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金城妙子さんをリーダーとする
「公衆衛生看護婦」100名以上の女性たち。
大城ヒロ子さんは、自分の子供を1歳半で亡くしても
島の人たちのために働き続けた。
消防団の人たちの協力も得て、患者さんをヘリコプターや高速船で
運ぶ仕組みもできた。
与那覇しづさんは、結核を撲滅したいと島の人たちの家を回った。
3人の子どもたちは、母親の後ろ姿を見て育った。
ひたすら島の人たちの健康を願い働く与那覇しづさん。
子どもたちは、長女は美容師、長男は光ハイバーの研究で琉球大学の教授に。
小児麻痺で右足が麻痺している次男は、ミシガン州の病院で医師をしている。
貧しい人からはお金をもらわない。
テレビでは言ってませんが、
与那覇しづさんも、お子さんたちもクリスチャンです。
沖縄が日本に返還されるとき
「公衆衛生看護婦」制度が廃止されそうになった。
金城妙子さんは、島の実情を調査し、国へ働きかけ
存続が可能になったそうです。
89歳になった今も、金城妙子さんは、
アジアの女性たちに「公衆衛生看護婦」(保健婦)への道を
教えている。
女性たちの真心と誠実な働き。
人々の信頼を得るには、その心がなくてはいい働きはできない。
すごい女性たちがいたことを、知りました。
「やるべきことを、やりとげた」という誇りを
この女性たちに見ました。
沖縄の人たちは、戦争で悲惨な残酷な経験をしておられます。
戦争で犠牲になったたくさんの人たち。
戦後、沖縄の医師は、三分の二になっていた、という事実。
日本が、再び戦争をする国にならないように
切に祈ります。
プロジェクトX (無料画像をお借りしました)
中島みゆきさんのあのテーマソングを聞くだけで
なんだか勇気が出てきます。