菜の花が咲くころになると、司馬遼太郎さんを思います。
3月12日(日)は、司馬遼太郎記念館で、「菜の花寄席」があるそうです。
もう満席だそうですが。
私は、1度だけ、司馬遼太郎記念館に行きました。
菜の花の時期ではありませんでしたが。
壁には、本がいっぱい。
天井近くまで。
自分で本を読んで、思考が熟成してくるのを待つのは、
立花隆さんと同じ。
資料を、助手に探させて読ませて、まとめさせ、その史実を書くという作家もいるようです。
でも、自分で読む人を、私は信用したいと思います。
じっくり、思考が熟成し、閃きが与えられる。
作曲家も、そのような時を待つ人がいる。
モーツァルトが、天から音楽が降りてくる…と言ったのは、有名な話。
天才とは、そういう人のことを言うのでしょう。
司馬遼太郎さんの本は、たくさんありすぎて、まだまだ読んでいない本があります。
菜の花の咲くいま、司馬さんに帰りたいような気もします。
菜の花と蜂 (よしみさんからお借りしました)
夕方、東に月を見るとき、菜の花を見たくなります。