風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

NHK語学講座のはじまりは 1925年(大正10年)

2024-07-14 18:06:53 | キリスト教会
伊集院光の百年ラヂオ
NHKの語学講座の講師たちの座談会

****番組案内より********1955年
昭和30年の特集番組【語学放送の思い出話】をお送りします。
ラジオ放送30年記念!
語学講座を放送初期から担当された3人の先生が集合!
思い出話に花が咲く座談会のようすです。 
▽語学講座を超えたリスナーとの繋がり 
▽マイクに命が吸い取られる!? 
▽戦前戦後で語学講座はどう変化した?語学講座番組の歩み 
****************** 

今もあるラジオ語学講座の始まり。
英語とフランス語とドイツ語の講師をしておられた方々が
語学講座の知られざる舞台裏を語る。

英語講座の講師 堀英四郎先生のお話
63年間英語を教えて、この時80歳。
一番心に残っていることは?と問われて
草津にあるライ病院(ハンセン氏病)からのお招きを話された。
当時は、生放送、朝6時半までにラジオ局へ行く。
聞いてくださっている人たちを思い
「お達者ですか。この寒いのに、よくお聞きになります」
「おはようございます。ごきげんいかがですか」
と語り掛ける。
ライ病院の人たちは、英語を学ぼうとしているのではない、
堀先生の、朝のあいさつ、語りかけに励まされ、聴いているのだと。
それで、堀先生にお会いしたいという人たちがたくさんいて
招かれた。
草津へ行き、患者さんたちにお会いすると、
かなり重症の顔かたちがくずれた人が、
3日前に、目があげて(見えなくなりました。)
でも先生の生のお声を聴けて嬉しいと。
話すのが困難な人たちが、「ありがとう」と言ってくれる。
堀先生は、涙が出て、止まらなかったとおっしゃる。

心がこもっていると、伝わる。
心をこめて「ごくろうさまです」というと
確かに響く!

伊集院光さんも、衝撃を受けておられました。
ラジオ番組を持っている者として、
襟を正す、、、という雰囲気。

私も、衝撃を感じました。
真心のこもっていないを出していないか。

そこで思い出したのが、
平原綾香さんの歌声(被災地で歌う、ジュピター)
大竹しのぶさんの、スピーカーズコーナー
声を聴いていると、元気が出てきます。

先日放送された三渕嘉子さん
朝ドラ「虎に翼」のモデルになった裁判官の声
凛としていて、優しさがある、
ハキハキと活舌もいい。
 私は、励ましを受け続けたいと、録音しました。
 アナログな録音方法だったので、途中に何度か
 うちの猫のニャーという声も入っています。

三渕嘉子さんの放送回に、励まされたという人たちも多かったようです。

語学放送だけど、その声が、苦しみを抱えた人たちを慰める。
堀英四朗さんのすごさを思いました。

 朝ドラ「カムカムエブリバディ」は、また後日のようです。



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  耳なじみのために、聴き逃しで毎朝聞いています。 
  その割には、成果がトント上がらない。でも気にしない。