ラジオで、2011年の映画ですが
「最強のふたり」がいいと紹介していました。
題は聞いたことがありましたが
見る機会がありませんでした。
今日は祝日・天皇誕生日なので
なにか楽しい映画がないかと、アマゾンプライムで探しました。
そうそう、「最強のふたり」だ。と思ってみました。
アメリカ映画かと思っていましたが
フランス映画で、フランス語に字幕付き。
ちょっと予想外でした。
大富豪が、パラグライダーで事故を起こして
首から下が麻痺。
星野富弘さんと同じ状態。
星野さんはご存じのように、絵筆を口に素晴らしい絵を描いておられます。
この大富豪は、事故の前に、奥さんを病気で亡くしていました。
実話です。
介護してくれる人を募集。
そこへアラブ系(映画ではたぶんアフリカ系)の男性が
仕事をする気はなく、職業安定書への失業保険継続のため、
書類にサインしてもらいたくて応募。
1か月の試用期間を過ぎ、このドリスは採用される。
同情したり、見下したりするのではなく、
一人の同じ人間として接し、冗談を言ったり、からかったりする。
同じ人間としての交わり、友情。
それは、当たり前のことのはずですが、
人は、相手を見下したり、差別したり、偏見を持ってみることがある。
そういう人に限って、地位や名誉やお金がある人には、
卑屈な態度をとったりする。おべっかを使ったりする。
そういうことの全くない、ドリスとの出会いは、
フィリップにとって、心地よく、とても楽しいものでした。
実話だということ、
コメディタッチの、面白い映画でした。
映画「最強のふたり」 (無料画像をお借りしました)
実話だということが、うれしい。