風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

「ゴルゴ13」 さいとう たかを氏

2024-02-20 18:42:32 | キリスト教会
カルチャ―ラジオNHKラジオアーカイブス
声でつづる昭和人物史より
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劇画家のさいとう・たかをは和歌山県の生まれ、
終戦後、アメリカのコミック本に夢中になります。
家業の理容業を引き継ぎますが、
漫画家になるため21歳の時に上京し、
仲間たちと「劇画工房」を結成します。
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 「ゴルゴ サーティーン」という言葉は、よく耳にしていました。
また、主人公のゴルゴの顔、姿の絵もよく見ました。
 男の人が憧れる、カッコイイスナイパー。。。

しかし、一度も読んだことも、アニメを見たこともありません、
今回作者のさいとう たかをさんの生きる姿勢を知って
驚きました。
敗戦で、これまでの価値観が180度変化。
教科書に墨を塗る、、、を経験した世代。

だから、ものを原点から見ようとする姿勢
    本質を見極めようとする姿勢を貫く。

さいとう・プロダクションを設立して
各スタッフの分業体制を確立した。
 脚本が得意な人、絵を描くのがうまい人、、それぞれの長所を生かして
 作品を作り上げる。専門家の知識を聞く。

そこには、時代を見据え、時代と格闘する
     不条理なものへの怒りがある。
永遠のテーマともいえる、”社会の本質を探る目”を持っていたからこそ
ギネスに登録される201巻続いた。

高校生たちに言う
一所懸命、決心してやれ
ひたすら すがりついて やるならやれ。
 できたら、漫画家になりたいです、、、なんて言うな。

さいとう たかをさんを導いてくれた
中学時代の恩師東郷先生。
やんちゃな少年を心配し、涙を流してくれた。
心を開いた少年は、先生の感化を強く受けた。

だから、ゴルゴ13の別名が、デューク東郷なのだそうです。
人と人との出会いの妙。




 ゴルゴ13  (無料画像をお借りしました)

  どうして、こんなに人気があるのだろうと 不思議に思っていましたが
  なぞが解けました。
   なりたい男の姿なのだ。