前を通ると、必ずのぞくお花屋さんがあります。
このまえ、外で咲くシクラメンの花(ガーデン・シクラメン)が並んでいて買いました。
そこのお店の店主らしき女性は、草刈民代さんによく似た方で、ショートヘアーがよくお似合い。
ときどき、お話することがありました。
その日は、私が列の最後だったこともあり、
「お待たせしましたね」とおっしゃって、
外のシクラメンの弱ってきた花の摘みかたを
「ご存じかもしれませんが・・・」と言って
教えてくださいました。
「花の茎を持ってねじって抜くんです。
強く引っこ抜くと、なかの丸いのを傷つけてしまい、
そこから腐って、翌年には咲かない。
この子は、木陰で咲いているシクラメンなの。
だから弱ってくると自然に倒れて、横になって枯れる」。
と、色の少しあせてきた花を、実際にねじって取ってくださいました。
こうですか、、、、と私も別の弱った花をねじる。取れました。
「うちには、南向きの小さい出窓に、ふつうのシクラメンの鉢(小さいもの)を2つ置いていて
やっと今、赤い花をつけたところです」と言うと、
草刈民代さんに似た人は、にっこり笑って、
「もともと、シクラメンは、外に咲いていたもの。
それを改良して、いまのようなシクラメンにしたの。
だから温室で育てて、早い時期(クリスマスんころ)に出荷するわけ。」
私が、外咲きのシクラメンは、初めてというと、
「うまく育ててね。」(グッドラックというような気持ちをこめた感じで)
と言って、励ましてくださいました。
その草刈民代さんに似た人は、いつもいらっしゃるわけではなく、
この前は久しぶりにお会いしました。
生粋の花屋さん・・・という印象で、大好きな人です。
ガーデン・シクラメン (無料画像より)
今回買ったものと同じ。小ぶりの花で寒さに強い。
シクラメン 鉢植えは、家の中で (無料画像より)
これはうちのシクラメンではありませんが、こんな色です。
もう何年も咲き続けています。