BSプレミアムドラマ「ガラパゴス」の後編を見ました。
派遣社員の実態について、何も知らなかったことを恥ずかしいと思います。
田川刑事＝織田裕二さんが最後に言う、
「普通に仕事をし、普通に飯を食って、普通に家族と生活する。
そんな当たり前のことができなくなっている世の中は、どこか狂っているのではないか。」
生活が苦しくても、正直に、まっすぐに生きようとしていた仲野定文君（満島真之介さん）
自分のことよりも、ほかの人のことを考えることのできる人。
人が、部品のように補給され、いらなくなったら切り捨てられる。
それが通常のことになっている世の中。
こんな社会でいいのか。
こんな国でいいのか。
普通に幸福になるとは、どういうことか。
定文君のお祖父さんの津嘉山正種さんの存在感がいい。
島に帰ることが出来なかった定文さんが、最後に島に帰ってお祖父さんと抱き合うという幻。
それだけが、唯一の救いになっている。
とても悲しい、苦しいドラマでした。
でも、多くの人に見て欲しいドラマです。
大好きな美しい水仙の花 香りも漂ってきそうです。 （oda erikoさんからお借りしました）
素敵なお写真をありがとうございます。