明日、2月12日は「菜の花忌」です。
司馬遼太郎記念館は、東大阪市にあります。
訪問したのは、10年以上前です。
今年は司馬遼太郎生誕100年です。
(1923年~1996年)
あの、司馬遼太郎記念館を設計なさったのが
安藤忠雄さん。81歳。
****2/11 産経新聞のインタビュー記事より******安藤忠雄さんの考えを聞く*******
歴史上の英雄の物語というだけではないんですよね。
彼らとともに新時代へ進んでいく社会の空気が、日本人という共同体がすばらしかったのだと。
地に足のついた、考える「個人」が互いに支え合い、ともに生きていく。
柔軟に、しかし、したたかにそれぞれの人生を紡いでいく。
そんな社会の姿を、あるべき「この国のかたち」と考えられていたのかと思います。
(司馬遼太郎記念館の写真より 産経新聞の記事からお借りしました)
司馬遼太郎記念館には雑木林があります。
いろいろな樹種が混在し、強いものは生き残り、弱いものは自然と淘汰(とうた)されていくように
姿かたちを変えながら共生していく小さな生命の森。
司馬さんを思いながらそんなイメージで作りました。
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日本の未来を憂え、考えるのは、司馬遼太郎さんも、安藤忠雄さんも同じです。
子どもたちに、本を読んでもらいたい。。。という願いも同じです。
本を読んで、自分で考えることのできる子どもたちの成長を祈ります。
《追記》
「菜の花忌」が近くなると、司馬遼太郎記念館のある町では、町中に菜の花の鉢が飾られるとか。
その時期に、また、司馬遼太郎記念館へ行ってみたいなあと思ったり。