風の詩(kazenouta)2

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そのような日々を過ごしたい。

「大河ドラマが生まれた日」 生田斗真さん 阿部サダヲさん

2023-02-07 18:14:17 | ドラマ・映画・演劇

1953年2月1日にテレビ放送が開始されました。

10年後の1963年4月、後に「大河ドラマ」と呼ばれる大型時代劇

第1回「花の生涯」が、制作されるにあたっての苦労を、

生田斗真さんと阿部サダヲさんたちが演じる。

大型時代劇の制作を命じる大御所・局長役の中井貴一さんは、

「花の生涯」に出演を承諾した大スター佐田啓二さんの息子さん。

  多忙な中井貴一さんが唯一撮影できた日は、佐田啓二さんの命日だった。

 

当時は、まだまだ映画全盛期、暗黙の五社協定が結ばれて、

映画界からテレビ界へは、スターを出さなかった。

しかし、これからはテレビの時代であると、アメリカの友人からの情報もあり、

佐田啓二さんが出演を承諾することで

多くの人たちが、映画からテレビへと軸足を移すきっかけになった。

 

いまのようにCG(コンピューター・グラフィック)、撮影器具も技術も進歩していないとき

多くの人たちの知恵と工夫と労力で、テレビ屋さんたちは進んできました。

 

大河ドラマは、見たり見なかったりでしたが、

歴史を知るうえで、その時代の建物や、衣装、小道具など、

読むのではなく、見ることができるのは、想像力を広げてくれます。

時代考証も、きちんとされていた。

 

歴史の解釈も、考古学や古文書の新しい発見などで、いろいろあります。

また、多くは勝者の側からの見解なので、立場を変えるとまた違って見える。

 前にも書きましたが、「八重の桜」は、私の目を開いてくれました。

 

歴史が好きなので、これからも大河ドラマ、見て学びたいと思います。

 大倉山の会堂?   (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  古い建物は、撮影に使われることも多く、

  彦根城も、時代劇の撮影によく使われるとか。