大阪にて 1

昨日は穏やかでとてもいいお天気でした。
かねてから娘が行きたいと言っていたミュシャ展に開催最終日に駆け込みました。
といっても、ミュシャ展告知のポスターに興味を持っただけで、
どんな経歴でどんな絵を描く作家なのか全く知らずに行ってきました。

長女は絵を見るのも描くのも好きで、時々目に付いた展覧会に出かけます。
絵本の原画展もよく行きます。
昨日のように天気のいい日には美術館、博物館に出かけて
どことなく高級な文化の香りのするものに触れたくなるというのもあります。

会場は最終日とあってかなり混雑していました。
展示されてる作品の数も200点を越すようなので、展示の間隔は狭く、
人の流れは停滞しがちです。
やはり近くで見たいので人の流れに任せてしっかりめに鑑賞して会場を出ると
入場から実に３時間近くも経っていました。
１２時半に会場に着いて１時間余りで見られるだろうと思ってたので、
３時過ぎまで昼食なしです。
しかし、空腹を感じることもなく、なかなか見応えがありました。

暖色系のパステルカラーを基調とした作品が多く、
女性が真ん中に大きく描かれていて、その後ろや周辺に
光背のようなものや花などのモチーフが描かれてます。
菩薩像のようにも見える作品もありました。（これはあくまでも私の感想です）
作品の半分くらいは、有名女優の舞台のポスターや映画のポスター、
本の挿絵、香水や巻きタバコの巻紙といったいわゆる商業デザインの作品です。
こういう作品がさりげなく街に存在していたのはすごいことです。

私がいくら説明しても見当違いのこともあるので興味のある方は
こちらを・・・　ミュシャ紹介の個人サイト