ノストラダムスの大予言から考える・・

朝ドラの「カムカムエヴリバディ」で、最近良く出てくることばが「恐怖の大魔王」だ。

ノストラダムスの大予言で出てくる恐怖の大魔王を私が知ったのは何歳の頃だったろう。五島勉が書いた本が出たのが、１９７３年というから、約５０年前だ。２２歳から３歳か、そのあたりに読んでいると思う。

１９９９年でこの世界が終るというのだから、もう自分の未来はどうなるかわからないという不安と、いずれ死ぬのだから、思い通りに生きたいとの思いが錯綜した。

もちろん、１９９９年７月は、自分の人生では何事もなくなく過ぎて、２１世紀になった。

その前に、ハルマゲドンということばも知っていたので、この世の終わりはあるのだろうか・・と思っていた。

そして今、ロシアがウクライナに侵攻した映像をみていると、この世の終わりか・・とも思える。
核兵器の使用をほのめかすなど、プーチンは恐怖の大魔王に見えてくる。ある日突然、住んでいる場所に爆弾が落ちて、いのちを奪われる、住まいを失う。生活を奪われる。・・これほどの理不尽があるだろうか。戦争とは人間が始める。魔王ではない。

社会にあふれている情報について考えている。

ノストラダムスの大予言が出た頃、それを信じるかといわれれば、まったく無視もできないような不安があった。私達は常に情報にさらされていて、その中からほんとうの事はなにかを考えなければならない。今、ロシアでは言論統制があって、国営放送はロシアの侵攻を正当化しているようだから国民はそれを信じているのだろう。自由がないことはほんとうに恐いことだ。

自由とは選べる自由があること。選択肢があること。強制されないこと。尊重されること。

それらすべてがないのが暴力。

NO WAR

毎日のテレビ

　人が殺されている。美しい町が破壊されている。けが人。子どもが泣いている。女性が泣いている。場爆弾が落とされ、銃撃戦があり、迷彩服の兵士が命をかけて闘っている。

なんのために？？？なんのための戦いなのか・・・。暴力、暴力、暴力・・をTVで毎日見せられている。

ロシアで反戦を言うとすぐ警察らしき人が連行していく。ロシアはプーチン支持でないと生きにくくなっているのだろう。

日本もかつて、非国民ということばで「戦争反対」が封じ込められた。

　イヤだな。。全体主義は。

カムカムエヴリバディ

最近のNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の展開に目が話せない。

きのうは、るいの父親の雉眞稔さんが再登場だった。海軍の制服だろうか、真っ白な軍服を着て、るいの横に立った。やさしく語りかけるその姿に、胸が熱くなった。わが子を見ることもなく戦争で死んでいった父。娘るいの成長を見守っていたのだろう・・。

私の兄も、戦争で父親を亡くした子どもだった。当時、この国に、同じような子どもがどれほどいたのだろう。ドラマを見ながら、そんなことを考えた。

るいは生き別れた母親と再会はあるのだろうか？　月曜日が待ち遠しい。

 

まさかの戦争

ロシア軍のウクライナ侵攻は許せない。

そしてプーチンはついに核の使用までちらつかせはじめた。狂っているようにしか思えない。

NATOもアメリカも軍事で応援したら、第三次世界大戦になる。国連の対応に期待をしているが、こうしている間にもウクライナでは、人が亡くなっていくのだろう。やめてほしい。

まさかこの時代にこんな戦争を見るとは思わなかった。独裁者は恐い。憲法を変えてまで独裁者として君臨しているプーチンに、・・・。とここまで書いて、

日本にもそういう人がいたと気づく。そうプーチンと仲が良い安倍晋三さん。何十回もプーチンに会ったんでしょ？憲法を変えたいと言っている。その安倍さんがアメリカとの「核共有」なんて発言をしたらしいが、言語道断だ。

持っているものは使いたくなる。武器として持っていれば脅しの手段として使いたくなる。そして・・

現実をどう考えるのかが問われる。戦争をするのかしないのか・・。

日本は憲法９条を持つ国なのだから戦争はしない。９条を持つ国は戦争はできない。できないし、しない。ロシアのようにはならない。なにがあっても戦争はしない。そういう国の国民でいたい。

 

 

雪が溶けない・・

この雪はいつからだろう・・
庭は降り積もった雪で覆われて、玄関前は屋根から落ちた雪で幅が狭まり、コンクリートが見えるところまで段差になっている。

車を置いている所だけが雪がなくて、その周りは雪がうずたかく積もっている。
雪が溶けない・・。
昨夜、久しぶりに町内に除雪車が入ったと思ったら、今朝は３０センチぐらい積もっていた。

１２月はいいお天気で、今年の冬は雪が少ないのではないかと予想していたが、みごとに外れてしまった。お正月に降って、それからずっと雪の生活が続いている・・

転ばないように、それだけを念じながら歩いている。　　春よ来い！！

石原慎太郎さんが亡くなった

石原慎太郎さんが亡くなった。８９歳というから十分大往生だろう。

TVでは、太陽族だの慎太郎カットだのともちあげて、政治家としての業績などを話しているが、差別主義者だったことには、ふれもしない。

女性差別、外国人差別、障害者差別、平気で人を傷つけた。

抗議の声をあげても、歯牙にもかけない傲慢さでとりあわなかった。それがゆるされた時代だった。
だれがそれを許したのだろう。石原慎太郎だからしょうがないと見逃されていた。国民が許したのだと思う。

でも、そういう時代は終った。そういう時代は石原慎太郎さんの死とともに、葬り去りたい。

今、ジェンダー平等が自民党の議員の質問でも取り上げられるようになった。差別を許さない社会にしようと、人々が声を上げている。

この声を大きくしたい。

 

オミクロンと基地の存在

また新型コロナ感染が増えている。

ようやく、オリンピックが終わり、１０月頃から収束の気配が漂っていたのに、またである。

オミクロン型という新しい株がアフリカで始まったのが、昨年の１１月、それから水際作戦と称して海外からの入国者は検査や隔離をして、国内の感染がひろがらないように対応していたかに見えたが、

たしかに、見えたが、しかし、しかし、基地に関しては治外法権だった・・・

沖縄はまっさきに第６波に突入・・。あれよあれよとコロナ感染者が増えた。

基地の出入りは、入国審査などないのだろう。パスポートも必要ないのだろう。

日本にあるアメリカ、出入り自由のアメリカの軍事基地。岩国がある山口県もコロナ感染者が多い。広島はすぐ隣だ。

ようやく、２年ぶりにようやく人々が動き始めた矢先なのに、ようやく落ち込んでいた消費が回復するかもしれないというときなのに、また、蔓延防止法が発出される。

今、ワイドショーでアメリカの新規感染者が一日１００万人・・とか言っている。

国内で人々が予防のためにがまんをしてきたのに、アメリカの基地からダダ漏れの新型コロナ感染のような気がして、基地のあることを改めて考えている。

戦争のための基地は要らない。

 

 

 

2022年 おめでとうございます！

２０２２年が明けた。

いい年になればいいなあ。。健康が一番かな・・

 

 

 

最近のタビー

７月にうちに来た猫のタビーもすっかりお姉さんになりました。

高いところが好きでカーテンは登るし、冷蔵庫や食器棚の上もキャットタワーのごとく、ダダアーと上って、私たちを見下ろしています。

猫だから、暖かいところがだいすきです。

　　　ストーブの前にいます。

　　　　　　　　　

　　　　　どれが足なの手なの？　不思議な座り方をしています。

　　　　　　　　

　　　　　タビーはあまり抱っこを好みませんが、私がソファーに座っていると、たまに膝に乗ってきます。大きくなったので、重くなりました。生後６ヶ月ごろでしょうか・・・。

　　　　お姉さんです。かわいいでしょ！

　　　　　　　

瀬戸内寂聴さんが亡くなった・・

99歳だったという。

若い時からずいぶんと読んだ。

どんなふうに生きていけばいいのかわからない若い時、瀬戸内さんの書く女性の主体的な生き方が好きだった。

きょう、亡くなったニュースを聞いて思い出したのが、インド夢幻という紀行エッセイだった。
私もインドにいつか行こうと思っていたけれど、叶えられそうもないけれど、瀬戸内さんは、旅立ってしまった。
結婚して娘がいたとき、恋愛をして飛び出した。その後仏門に入り、寂聴さんになった。

私は、秋田ニューグランドホテルで、講演を聞いたことがあった。さきがけの主催だったと思う。
あこがれの人だった。
「美は乱調にあり」を読み直してみたい。

ご冥福をお祈りします。