ヴェルディの歌曲「Il poveretto あわれな男」。声楽レッスンを受け始めて早い時期に先生から与えられた曲です。リズミカルでややコミカルながら哀愁の漂う起承転結のあるドラマチックな物語になっています。要は若い時期にはお国のために兵隊になって戦ったのに年老いて力が衰えた今となっては国は何もしてくれない、道を行くそこの貴方、何も食べていない哀れなこの男に金を恵んでくださらんか、という曲です。純粋な歌曲作品ですが情景が浮かんでくる作品なので小道具や衣装に凝って小芝居しながら歌えば、まるでオペラの一場面の様に感じられると思います。
この曲、当時の先生は発表会で私に歌わせたかった様で、私もその気がないわけではありませんでしたが、何だかんだでリゴレットのアリア、コルテジャーニになってしまいました。
ところでこの「あわれな男」、素直に詩に書かれたとおりの物語としても歌えるのですが、その物語自体が「あわれな男」の作り話と言う可能性は考えないのか?と先生に指摘され、その解釈で歌うとすればなおさら演技力がもとめられるなと思った次第。あの時アリアではなく「あわれな男」を歌っていたとしたらどちらの詩の解釈を採用したか、今となっては判らなくなっています。いずれ何かの機会に歌うことにして、その際に解釈を考えるつもりです。
ヴェルディの歌曲としては有名な曲の様で、動画サイトで検索すれば直ぐに音源は見つかると思います。
☆★☆★☆
ところで今後の予定ですが、最近種々のストレスが重なって体調を崩しそうになって来ました。持病を再発させたくないので活動を縮小しようかと検討しているところです。そのため今現在は第一優先の以下のものだけにしておきます。
・6月11日 市民オペラ「リゴレット」マルッロ
この曲、当時の先生は発表会で私に歌わせたかった様で、私もその気がないわけではありませんでしたが、何だかんだでリゴレットのアリア、コルテジャーニになってしまいました。
ところでこの「あわれな男」、素直に詩に書かれたとおりの物語としても歌えるのですが、その物語自体が「あわれな男」の作り話と言う可能性は考えないのか?と先生に指摘され、その解釈で歌うとすればなおさら演技力がもとめられるなと思った次第。あの時アリアではなく「あわれな男」を歌っていたとしたらどちらの詩の解釈を採用したか、今となっては判らなくなっています。いずれ何かの機会に歌うことにして、その際に解釈を考えるつもりです。
ヴェルディの歌曲としては有名な曲の様で、動画サイトで検索すれば直ぐに音源は見つかると思います。
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ところで今後の予定ですが、最近種々のストレスが重なって体調を崩しそうになって来ました。持病を再発させたくないので活動を縮小しようかと検討しているところです。そのため今現在は第一優先の以下のものだけにしておきます。
・6月11日 市民オペラ「リゴレット」マルッロ