小杉行政書士事務所 小杉 幹のブログ

自然を愛し、単独で山を歩き廻ることを好み、たまにはロードや近くの山を走る、50代オヤジのブログです。

雲取山から石尾根ヨレラン

2012年05月06日 | ランニング

平成24年5月5日(土)のこどもの日、hasytter氏田上氏と私の三人で東京都最高峰の雲取山に登り、奥多摩屈指の緑のハイウェイ石尾根を駆け下った。といってもワタクシの場合は石尾根がほとんど走れずヨレヨレ、トレランならぬヨレランとなってしまった(笑)

ヤマレコ記録はこちら

鴨沢西行8時35分発のバスに乗るべく電車を乗り継いで奥多摩駅に向かう。ほとんど初めてに近い電車利用の山行。拝島から乗った青梅線は想像を絶する混雑振り。たぶん前日前々日が雨だったため、連休山行の登山者がこの日に集中したものと思われるが、それにしても通勤ラッシュ時並みの身動き出来ない状態。途中、御岳で少し乗客が降りるも大混雑のなか終点の奥多摩駅に到着。こちらもまたスシ詰め状態のバスに乗り込み鴨沢へ。山に入る前から車酔いで調子やや悪し(笑) 鴨沢バス停で準備等行って9時半にスタートする。

小袖乗越登山口

Photo

山腹のトラバース道

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堂所

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七ツ石山に向かう登山道では何十人もの登山者とすれ違った。たぶん雲取山近辺で一泊して下山する人達だろう。驚いたのは若い人や小さな子供連れのファミリー登山者が多いことと、雑誌のグラビアから飛び出てきたようないわゆる山ガール山ボーイの多いこと。それもカップル率が非常に高い。普段あまり人の歩かない山域をコソコソとトレランしているワタクシとしては、山ガールなんぞ雑誌やテレビの中だけの存在かと思っていたが実在していたとは!

ここで一句
【驚いた! 本当にいたのか 山ガール】

閑話休題
次から次へと下りて来る登山者とのすれ違いに気を使い、またほぼ登り一辺倒のこともあってこの辺りはほとんど普通の歩き。七ツ石山を巻いて石尾根に出る。

石尾根の防火帯が続く

Photo_4

小雲取山への登り

Photo_5

七ツ石山から雲取山に続く尾根は防火帯として切り開かれ、周囲はカラマツ林。奥秩父や奥多摩ではなかなか他では見られない光景だと思う。思わず「わ~い!」とか叫んで駆け出したくなる気分(笑) 石尾根に出た後はヨモギノ頭、小雲取山、そして雲取山と3つの急登が待ち構える。急な斜面につけられたジグザグの登山道を登っていくと心拍数が激上がり。休み休み登っていく。多少酸素が薄いことも相まってほとんどランニングのインターバル走と変わらない。オマケに両脚の大腿四頭筋が攣りそうになる。なんとかヨレヨレになりながらも東京都最高峰、2017mの雲取山頂に辿り着いた。

雲取山頂にて

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ここで昼食をとって休憩、いよいよ長~い石尾根下りの始まり。

石尾根を見下ろす

Photo_7

まずは往路では巻いた七ツ石山に登る。振り返るともう随分と遠くになった雲取山が。ここからは石尾根縦走路の巻き道を行く。高丸山、日陰名栗峰を巻いて鷹ノ巣山避難小屋へ。一休みしてさらに巻き道を行く。水根山、城山と巻いて本日最後のピーク、六ツ石山に登る。

六ツ石山頂

Photo_8

カラマツに囲まれた開けた山頂。ここで一休みした後は、三ノ木戸山を巻いて一気に奥多摩駅に下るだけ。といっても標準コースタイムではまだあと2時間と少し。ジグザグの激下りあり、抉れてぬかるんだ道あり、行けども行けども終わりが見えない感じ。途中で酷使した両脚が攣り出す。大腿四頭筋は以前は良く攣ったが(笑)、この日はそれに加えて太腿裏側のハムストリングスまで攣った。これは初めての経験。ストレッチをして様子を見ながら行くと何とか大丈夫そう。歩いたりゆっくり走ったり、本当に長く感じたけどようやく18時近くになって下界の車道が見えてきた。奥多摩駅前の青梅街道に下りたのが18時過ぎ。なんと9時間近くも掛かってしまった。下山後、奥多摩駅近くのもえぎの湯は入場調整40分待ちのために諦め、青梅線で河辺まで行って河辺温泉「梅の湯」で一風呂浴びて、軽く呑んで食べて帰宅。長~い一日であった(笑)

振り返ってまず言える事は、本日のこのコースは完全に自分のキャパを超えていたということ。雲取山までの三つの急登で両脚を酷使し、七ツ石山の急登でトドメを刺した感じ(笑) 七ツ石山を下ってから後は大した登りの無い石尾根縦走路の巻き道。ここから一気にスピードアップして駆け下るはずが、全然走れない(笑) 下り坂はジョグペースでなんとか走れるものの、少しでも登りになると全然ダメ。なんとか早歩きで進むもののヨレヨレ(笑) しかしこの石尾根の巻き道は長かったな~ 七ツ石山を下ってから六ツ石山まで単調なトラバース道が延々と続く。もっとも雲取山から石尾根経由で奥多摩駅までは歩きの標準コースタイムで約7時間だから、通常は全コース通して歩く人などまずいないといえるほどの長尾根。脚はヨレヨレだしすぐに息が上がるしとヘロヘロ状態でなんとか下りてきたが、やっぱりいつもの飯能アルプスからいきなり雲取山~石尾根はいけませんな。あと1クッション、2クッション入れないと(笑) でも天気に恵まれて充実の一日、お疲れ様でした。

この日の他の写真はこちらから⇒H24.5.5雲取山~石尾根ラン

 

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8 コメント

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お誘いありがとうございました! (Taiyo)
2012-05-06 19:52:29
お誘いありがとうございました!
いつか走ってみたかった雲取山トレラン、予想通りのキツさでしたが景色もトレイルも良く(若干前夜の雨でぬかるんでましたが)、30kmのロングコースでしたが楽しく走ることができました。今日はシッカリ筋肉痛ですが、いつかはさらっと走れる日がくるのでしょうか(笑)
返信する
Taiyoさん、こんばんは! (川越人)
2012-05-06 20:35:16
Taiyoさん、こんばんは!

こちらこそお付き合い頂きましてありがとうございます。天気に恵まれ楽しい一日でした。このコースは、奥多摩では中級以上のトレランコースだったかもしれませんね。とにかくあの長さですから。ワタクシにはチトきつかったかも(笑)

また是非ご一緒しましょう。こちらももう少し鍛えておきます(笑)

では!
返信する
川越人さま (ヤス)
2012-05-07 13:07:16
川越人さま

いつかは走りたいと思っているルートを直近で走られたとのこと、楽しく拝読していしまいました。
GW後半で唯一(?)天気の良かった5日にいかれたなんて羨ましい限りです。
けっこうなボリュームで、走りがいがありそうですね。私のような初心者には覚悟が必要かもしれません。

実は、私も翌日に同じルートで挑んだのですが、スタートは良好だったのですが、七ツ石山手前で急な天候不良(雷さまが大暴れ)になったため、早々に撤退いたしました。
近いうちにリベンジするつもりです。

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ヤス様、こんにちは! (川越人)
2012-05-07 18:05:10
ヤス様、こんにちは!

コメントありがとうございます。天候不順で撤退とは残念でした。是非近いうちにリベンジされて、石尾根の開放感と雲取山からの絶景を堪能してきて下さい。ついでに奥多摩までのマゾ的な長さも…(笑)

ワタクシの方は幸運にも今回の山行は前日までの雨から一転、終日晴れて気温も高く最高のトレラン日和となりました。もっとも石尾根下りのあまりの長さにヨレヨレになりましたが(笑)

つまらんブログですがたまには覗いてみて下さい。また面白いランニングコースなど教えていただけるとありがたいです。

では!
返信する
川越人さん、(。・ω・)ノ゛ コンバンゎ♪ (Tetsu)
2012-05-07 21:50:39
川越人さん、(。・ω・)ノ゛ コンバンゎ♪
って、あなた人の事、命を大切にだとか言っといて自分はどうなんですか!w
私がそんな事(山走り?)なんかやったら、翌日どころか暫くは動けませんが(;・∀・)
まぁ、無理しない程度にお互い楽しみましょう(・∀・)
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Tetsu殿、お晩です。 (川越人)
2012-05-07 22:14:26
Tetsu殿、お晩です。

いやー、もう二日経ちますが酷い筋肉痛で歩くのがやっとですわ… フルマラソンよりキツイかも(笑)

そろそろ本流大ヤマメの遡上時期ですかね? パーマークくっきりの居着きヤマメもいいですが、やはりギンギラギンの本流大ヤマメを一発掛けたいものですな! 何処か良い川を知りません?(笑)
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やってますなぁ相変わらず。 (kiisai)
2012-06-12 22:32:01
やってますなぁ相変わらず。
当方ほとんど走れてません。たまにロングやるくらい。本当なら、6/10はワナ倉ランのはずでしたねぇ…
内モンゴルで草原ランできるといいのですが。
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おぉーkiisai様、頑張っておられますでしょうか。 (川越人)
2012-06-12 22:55:33
おぉーkiisai様、頑張っておられますでしょうか。

内モンゴルの草原ラン、物凄く気持ちよさそうですが迷子になったら最後、遭難するしかないのでは…

こちらは取り敢えずは長い距離をこなせるようになってきましたので、ボチボチ変態的なコースにも手を出しております。先日は家から葛西臨海公園まで走りましたしw

和名倉山は逃げませんので、いずれ機会を待ちましょう!
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