今日は、山ではなく平地を歩いた話です。小江戸川越七福神を歩いてきました。廻る順序は第七番から順に第一番まで、逆打ちで歩きました。
第七番 弁財天(妙昌寺)
弁財天は、七福神唯一の女神で、弁舌、芸術、財福、延寿を授ける神として、古くから証人や芸人など幅広い人々の信仰を集めています。(小江戸川越七福神霊場会発行、「小江戸川越七福神めぐりごあんない」より抜粋。以下同じ)
第六番 布袋尊(見立寺)
布袋尊は中国唐代の禅僧で名は契此。小柄で太鼓腹、大きな袋を担って各地を放浪し、吉凶を占い、福を施して倦むことがなかったといいます。また弥勒菩薩の化身ともいわれています。
第五番 福禄寿神(蓮馨寺)
福禄寿神とは、幸福、高禄、長寿の三徳を具えて、これを人に与え、方位除災、商売繁盛、延受福楽等のご利益を現されるといわれています。
第四番 恵比須天(成田山別院)
恵比須の名は、外人を意味するエビスの言葉と同一で、本来は異郷から来臨して人々に幸福をもたらすと信じられた神であります。
第三番 大黒天(喜多院)
大黒天は古代インドの闇黒の神で、仏教での戦闘神です。平安以降食を司る台所の神と崇められました。また日本の神である大国主命を大黒天と混同させ、命の御神徳を併せ、糧食財宝が授かる神として信仰を得ました。
第二番 寿老人(天然寺)
寿老人は、中国の神で、老人星の化身、福禄寿と同体異名であるとも言われ、その姿は多様であります。長寿の神として信仰されています。
第一番 毘沙門天(妙善寺)
毘沙門天は、仏教の守護神で多聞天とも呼ばれています。鎧兜に身を包み、左手に持っている宝塔より無量の宝物を衆生に与えて福徳を授け、右手の鉾は邪を払い魔を降す徳を示します。
小江戸川越七福神めぐりスタンプ
寄り道をしながら歩いて約3時間の行程です。また道中には七福神以外にもいろいろと見所があります。
仙波東照宮の境内
仙波東照宮
仙波東照宮は、いわずと知れた東照大権現(徳川家康)を祭っています。
日枝神社
日枝神社は、東京の赤坂日枝神社の「本社」になります。
中院の庭園
中院は、もともと星野山として「北院」「中院」「南院」と三つあったもののひとつで、庭園がとても綺麗です。ちなみに「北院」はいまの「喜多院」です。
おすすめのスポットは喜多院から仙波東照宮に向かうところです。境内に木々が覆い茂って涼しくて静かな場所です。是非一度行ってみてください。
(参考)小江戸川越七福神めぐり公式サイト