「たまリバー50km」というものがある。東京都羽村市にある多摩川の羽村の堰から、多摩川河口近くの大田区大師橋北詰下までの多摩川サイクリングロードの通称で、正確な起点終点については諸説あるが、道路に書かれた距離表示によると全長53kmとされている。
当日のルートはこちら→ルートラボ「たまリバー50km」
平成24年1月14日(土)、hasytter氏、ユースコ氏、松パパ氏と私の4名で(途中で1名まきさん合流予定)で羽村から羽田までの53kmを走破すべく羽村の地に集まった。
羽村の堰
午前9時15分頃に羽村をスタートした。
同行の三名
三名ともハーフマラソンのタイムが1時間40分前後。私が約2時間だからおよそ1分/kmの差がある。果たして最後までついて行けるのか…
快調に昭島市、立川市を過ぎて約19km地点の府中市四谷のセブンイレブンで最初のコンビニ休憩。
四谷交差点
まだあと34kmもあると思うと気が遠くなるが(笑)、ゴールに向かうしかないのでまた走り始める。途中、府中街道を越えるあたりで松パパさんと都合によりお別れ。残る三名で走り続ける。多摩川左岸東京側を府中、調布、狛江と進み、世田谷通り多摩水道橋で右岸川崎側に渡ると登戸。ここまで約31km。さすがにジワジワと疲労を感じる。35kmほど行ったところでまきさん合流。四名でゴールを目指す。この辺りから45km過ぎ辺りまでが一番キツかった。かなり疲労が溜まってきたにせよまだ脚は動いたが、スローペースでも息が上がって仕方が無い。ずるずると他の三名からは遅れがち、途中歩いたり立ち止まったりして呼吸を落ち着かせるとまた走れるようになる。40km辺りで再びコンビニ休憩。水分を採りカロリーを補給してまた走り出す。45kmガス橋で左岸東京側へ。
ガス橋からの多摩川
ガス橋を渡る辺りがこの日で一番キツかった。ヨロヨロと歩いて橋を渡る。残りあと8km。とうとう脱落か! と一瞬思ったが、しばらくゆっくり走っているとなぜかペースが復活(笑) 脚は軽いし呼吸も楽になってきた。最後の5kmくらいは何とか三名についていくことができ、ゴール前の200mほどをラストスパート!(笑) 午後4時15分、たまリバー50kmの起点に辿り着いた。
ゴ~~~~~ル!!
たまリバー50km起点
ゴール地点は産業道路大師橋北詰下、羽田空港まであと1kmほどの場所。途中35km辺りからはどうなることかと思ったが、何とか最後まで走り切ることが出来た。長かった~~~~
53kmを走り終えて、まきさんと別れた男三名は穴守稲荷の銭湯で汗を流し、羽田名物穴子天重を頂いて解散と相成りました。皆さん、お疲れ様でした~っ!
穴守稲荷の銭湯
湯温が何と47度!あまりの熱さに不本意ながら半身浴に終わる…(笑)
今まで走り続けた最長が30km(奥武蔵グリーンライン42.195kmは半分歩いたので除外w)のヘタレオヤジが、hasytter氏からの「たまリバー50kmラン」のお誘いに後先考えずについフラ~ッと乗ってしまったのが運のつき、53kmという未知の距離にチャレンジするハメとなった(笑) 多摩川中・下流域の河川敷というアップダウンの無い楽な道ではあるが、途中補給しながらとはいえさすがに30km辺りからペースが落ちだした。スローペースなのに息が切れる切れる。ずるずると後退し出す。ペースを落としたり立ち止まって呼吸を落ち着かせるとまた走り出せるので、エネルギー切れというより酸素負債か。とりあえず脚のほうは疲労が溜まってはいるものの取り立ててどこか痛いというワケではなく、重いながらもまだまだ動く状態であるのが救い。47km辺りにちょっとした坂道があったので試しにダッシュで駆け上がってみた。すんなり軽々と駆け上がれた(笑) その後は体の酸素摂取能力が急に上がったのか(笑)、またそれなりに走れるようになった。うーむ、途中で失速しても終盤立ち直るというこの日のような状態が、3月の板橋マラソンの35km辺りで起きてくれれば嬉しいのだが…(笑)
休憩込みで7時間ながらも53kmを完走出来た。これで3月の初フルとなる板橋マラソンに向けて、少なくともフルの距離を走り通せるだけの脚は出来ていることがわかった。後はペースだな。同行したまきさんからは、サブ4達成のためのありがたいアドバイスを頂いた。やはりフルマラソンは長い。キツいペースでは絶対に持たない。いかに余裕をもって最後までサブ4ペースで走りきれるかが勝負の分かれ目のようですな。
この日の他の写真はこちら→PcasaWebAlbumたまリバー50km
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