小杉行政書士事務所 小杉 幹のブログ

自然を愛し、単独で山を歩き廻ることを好み、たまにはロードや近くの山を走る、50代オヤジのブログです。

10年ぶりの渓流釣行

2010年09月26日 | 自然その他

振り返れば20代の頃、就職して自家用車を手に入れ、お金と行動範囲を手に入れた若者がハマるモノと言えば… 当然「釣り」でしょう!

ん、そんなワケ無い?

私の場合、小学生の頃に奥武蔵の山や川で遊んだ経験(もちろんヤマメ釣りも)があり、当時は「大人になったら本格的に渓流釣りをやるぞ!」と固く心に誓ったものでした(笑)

というワケで私の20代は春から秋のシーズンは渓流のヤマメから始まって本流ヤマメ、鮎友釣り。シーズンオフはルアーやフライでバスやら近所の雑魚やら本栖湖のスーパーブラウン(釣れなかったけど…)を求めて1年中ほぼ休みなし。休日の7~8割は釣りに行っていましたね(笑)

そんな釣りキチ○イな生活も20代まで。いろいろありましてすっかり釣りから遠ざかった日常を送っておりました。それでも4~5年間は年1回の魚野川詣はしておりましたが、それも行かなくなって10年。釣道具類も押入れのはるか奥に仕舞い込まれて、いつしか忘却の彼方へとその存在すら思い出す事も無くなっておりました。

それが何のキッカケでまたまた渓流釣行なんぞに行ったのか?

私は4~5年前から山歩きを始め、昨年からは山道を走るトレイルランニングなんぞもやり出して、そのレポートをこのブログに掲載しておりました。その山関係のブログで知り合ったのが、今回の渓流釣行のキッカケとなった上野さん。埼玉県飯能市在住の渓流ルアーマンであります。上野さんのブログを見ると、難しいとされる首都圏近郊の渓流でミノー(小魚を模したルアー)を使ってヤマメやイワナをバンバン釣り上げています。

私も過去に渓流に通いつめていたので、ルアーマンやフライマンにも何度となく遭遇しています。でも彼らのほとんどがスタイル主義というのか、格好は決まっています。でもルアーやフライをキャストする姿を見れば、まず腕の程がわかります。中にはうまい人ももちろんいますが、そうでない人のほうが多かったような…(笑) 実際、ルアーやフライでヤマメを釣った場面なんて現場では見たことも無かったし。

ヤマメのエサ釣りの場合、基本は如何にエサを自然に流すかということであって不自然に流れるエサは喰わないと言われていました。糸を細くしオモリを軽くし針は小さくします。もちろんエサはヤマメが日常的に喰っている川虫類がメイン。そうでなくては特に秩父や奥多摩の人気の高い渓流の魚は釣れないというのが定説でした。そんな気難しい魚が、どう見ても本物のエサとは似ても似つかないルアーなんぞで釣れるものなのか?

もちろん実際にルアーで釣れることは知っています。コンスタントに釣果を上げている人の事が雑誌に載っていたりビデオが出ていたりしています。ですが、繊細なエサ釣りで週末にコンスタントに5匹釣れればかなりの腕前といわれる秩父や奥多摩で、ルアーなんぞでそんなに簡単に20~30匹もヤマメが釣れていいものなのか!(笑)

というワケで、野生のヤマメがルアーにヒットする衝撃的場面を実際に目の当たりにすべく、上野氏に渓流釣行の同行をお願いした。

渓流に同行するとなれば当然川に立ち込むためにウェーダーが必要になる。ウェーダーまで着用してただ見てるだけというのも物足りない。で、自宅の押入れの奥を探し回ったら、とりあえずエサ釣りをするだけの道具一式は出てきた。

ということで前置きが長くなったが、渓流シーズンも終盤の平成22年9月25日(土)、秩父大滝地区の荒川本流へ上野氏と同行した。

猛暑続きですっかり渇水していた荒川本流。釣行日の2日前に埼玉県内には相当の雨が降り、増水で遡上魚の活性化が期待されたが実際現場に到着してみると依然荒川は渇水状態のまま。ほとんど流れのない大淵ではエサ釣りには厳しいが、ルアーなら流れが無くても釣りは可能だ。実際にルアーで攻めるところを見せてもらった。

当日の荒川の様子

Photo

流れの無い淵を攻める上野氏

Photo_2

ご覧のようにほとんど流れの無い大淵。対岸のギリギリにミノーをキャストし、アクションを付けながら手前に引いてきます。こんな止水でも岩陰にヤマメが隠れています。岩陰から出てきたヤマメが猛スピードでルアーを追いかけます。

これは迫力ありますよ! 私も過去にフローティングミノーやフライでバス釣りをしてましたが、やっぱりバスとヤマメとではスピード感が違います。このときは条件が悪かったか、それこそがヤマメなのか、写真の手前の日が射しているところまでは追ってはこず、また何度もアタックしてくることもありませんでした。まさに一発勝負ですな!

何回もヤマメのチェイスは見ることができ、一回はあと一歩でフッキングという迫力満点のシーンを目撃できました。そして水深30cmほどのチャラ瀬に差し掛かりました。対岸のピンポイントにキャストされたミノーが流れを横切ったその時!一瞬の勝負でしたね。見事ヤマメがフッキング!

上野氏の釣果 26cm

Photo_3

結局この日はこのヤマメが唯一の釣果でしたが(私は12cm位のチビヤマメを1尾…)、迫力満点のチェイスシーン、ヒットシーンを目の当たりにすることができ、また10年ぶりに自分も実際にヤマメ釣りをすることが出来て充実の1日でした! 上野さん、ありがとうございました。

コレをキッカケに再び釣りシンドロームが再発するかはわかりませんが(笑)、少なくとも来シーズン1~2回は秩父に出撃することは間違いないと思われます。そのときはもしかするとエサ釣りではなくテンカラ(和式毛鉤)を振っているかも…(笑)

最後に貴重な釣り姿を…

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飯能アルプス山ランのつもりが

2010年09月19日 | ランニング

ようやくここに来て酷暑も少し和らいだ様子。直射日光を避けて久しぶりにトレイルでも走ろうかと思い立って、3ヶ月ぶりに飯能アルプスに向かった。

天覧山下の駐車場に車を止めて準備開始。多少曇り気味で風も少しある感じ。とりあえずは多峯主山を越えて天覚山辺りを目標に、あまり追い込まずにノンビリと走ることにして天覧山に向けてスタートする。

天覧山頂

Photo

天覧山まではウォーミングアップを兼ねて早歩き。いよいよここからランスタート! 急な木段道を下り、湿原を越えて見返り坂。前を行くハイカー3人が道一杯に広がって追い越せず… 多峯主山頂直下の石段道の取り付きでようやく気付いてもらい追い越す。急な石段をヘロヘロになってクリアし、多峯主山頂到達!

多峯主山頂

Photo_2

いや~、もうクソ暑い! 汗ビッショリ。チョッと休憩して久須美坂方面に向かう。

天覧山から多峯主山まではハイカーも多いが、多峯主山から先、久須美坂・天覚山方面に向かうハイカーは極端に少なくなる。というかほとんどいないと言ったほうが正しいか。誰も歩いていないトレイルを通るとどうなるか?

答え:蜘蛛の巣だらけ

大黒山を越えて永田台のポンプ場前で車道に出るまで本当に蜘蛛の巣だらけ。木の棒を持って蜘蛛の巣を絡め取りながら進むのだけど、走りながらだと結構面倒。おまけによそ見してたらデカい女郎蜘蛛の巣に顔面直撃するし(笑)

もう、暑いのと蜘蛛の巣攻撃でトレイルは断念!(笑) 永田台通りの車道で坂道トレに変更する。

永田台通り

Photo_3

ここは下から上まで約700mの結構な坂が続く。ここを下から上までスロージョグで2往復。っていうかスローでないとキツくて登れない… 秋の正丸峠~伊豆ヶ岳ランに向けて登り坂での馬力をつけておかなくてはならないのだけど、正直ここはかなりキツかった。こりゃあ先が思いやられますな~(笑)

坂道トレで両足を酷使した後、トレイルを多峯主山まで戻り、天覧山ではなく御嶽八幡神社を経て本郷に下りた。

本郷から天覧山下まではゆっくりロードランで戻る。

天覧山下まで戻ってきて、また色気が出てきた(笑)

天覧山下から天覧山中段まで、結構傾斜のキツい舗装路がある。どうせだからついでにここでも坂道トレをしておこうかなんて…(笑)

で、とりあえず下からスロージョグで登ってみた。

キッつ~ぅ(汗)

半分登って立ち止まったら太腿が攣りかける。少し休んでから歩いて下り、もう一度スロージョグで登ってみる。今度はふくらはぎが攣りかける…(笑) あんまり無理して両足が攣って引っくり返ってもみっともないだけなので(笑)、未練を残しつつ坂道トレは断念した。

今日は暑過ぎたこともあるかもしれないが、思いのほか坂道を登れないことに気付いた。こりゃあ秋のレースまでにしっかり坂を登れるようにしておかないと。 舗装路の長い登りがあるからな…(汗)

最後に今日の一枚!

Photo_4

確かに「ヤレば出来る」が…(笑)

 

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初レースに向けて準備開始

2010年09月05日 | ランニング

前回の記事に載せたとおり、ついつい調子に乗って11月に行われるトレイルレースとロードレースにひとつづつエントリーした。

※11月14日の奥武蔵「伊豆ヶ岳を越える道」トレイルラン(17km)と11月28日の小江戸マラソン2010(ハーフ)

エントリーした以上はとりあえず完走しないとちょっと格好がつかない(笑) 現在の自分の力を考えるとどちらも制限時間に間に合うかどうかというレベル。もともと走るといっても山歩きのために始めたもので、まだキャリア1年ほど。当初3km程度から始めて今では10km~20km程度はスローペース(LSD)なら走れるようにはなった。だがいかんせん思いついたときにたまに走る程度であったから月に2~3回程度で月間走行距離も0~30km程度。ロードはスロージョグだし山道を走るトレイルランでも基本は休み休み。まあ遊びでやっているのだから別にこんな程度でも一向に構わないのだけれど、今回初めてレースにエントリーし、制限時間内に完走することを考えるとちょっとこれでは心もとない。

そこでエントリーをした8月中旬から本番までの3ヶ月のトレーニングメニューを考えてみた。なんてそんな大したものではございませんが…(笑)

小江戸マラソンは平坦なロードレースだから、7分/km以内で21kmちょっとを走ることが出来れば完走は可能。であれば20kmLSD(7分半/km程度)を基本に多少のスピードトレーニングを組み込んでいけば完走可能か。出来れば2時間を切る位までもっていければいいがそれはあくまで目標で。

問題はトレイルレース。正丸峠から子の権現までのアップダウン激しい完全な山道はかなりキツイとは思うが、それよりも正丸駅から正丸峠までの登りと子の権現から正丸駅までの下りの長い舗装路の走りがシンドイのではないか。本当に急な山道は登りも下りもほとんど走れないだろう。だが緩い勾配が延々続く舗装路は、登りにしろ下りにしろ、走力の差がハッキリ出るような気がする。坂道の経験が無ければいくら緩い登りでもそれが1kmも続けばヘロヘロだろう。本番前の試走はもちろんだが、ある程度坂道を走りこんでおかないと足がもたないかも。

で、とりあえずのメニュー(笑)

基本的に平日夜間1回、週末1回の週2回程度しか走れない。9月までは週末15~20kmのLSDに平日夜間は6~8kmの少しペースを上げたジョグにウィンドスプリントを入れ、最後に100m程度の緩い坂道ダッシュを5本程度。9月の終わりから10月にかけては週末は舗装林道やトレイルで15~20kmの走り込みをやっていく。月間目標走行距離は100kmかなぁ。

ランニング開始から1年、定期的に走り出してまだ半月のヘタレランナーですが、完走目指して頑張りたいと思ってます。

本当は伊豆ヶ岳3時間切り、小江戸ハーフ2時間切りが目標なんですけどね! シッ!キコエテシマウ…(笑)

このブログを読んだランナー・トレイルランナーで「ヘタレランナー」の方、是非一緒に走りましょう! ほら、あなたも今すぐエントリー!(笑)

 

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