生徒指導概論(日本を滅ぼす教育論議 後半)
1.この本の前半を読んだとき、海外の国では心の問題に取り組まない、というようなことが書いてありましたが、それは本当なのでしょうか。また、それについて先生はどのように思われますか?
答:どの文化、社会にも隠れたカリキュラムとしての部分はある思いますが、日本以外の国ではカリキュラムとして意図されたもので心の教育はほとんど行われていないと思います。私の意見としては、日本での心の教育は、もし行うのであれば、もう少しはっきりとした意図を含んだもの、すなわちカリキュラムとして顕在化されるべきだと思っています。
2.先週の授業で不登校について学びましたが、実際、教師はどこまで手を出すべきなのでしょうか?不登校にはいろいろな理由がありそれぞれに対する対処が必要だとは理解できましたが、実際それはすごく難しいことだと思います。
答:不登校についての教師のそれぞれの対応といっても、個々の生徒に別々の対応を考えるというよりも、問題になるのは、あまり考えもせずにどの子どもに対しても、家に迎えに行くことがよいことだなどの画一的に決めつけた対応を避けることが必要だということだと思います。
2. センター試験の形式をどのように思いますか。
答:いいシステムだと思っています。それを大学側がどのように利用するかは別の問題ですが・・・
3. 自由と責任の関係について先生は、どう感じましたか?
答:もちろん、自由というのはルールを守るという責任が会ったはじめて成り立つものだと思います。
4. 先生の定義するいじめとは何ですか。
答:これって、小テストの参考かなあ。私は、いじめは、自分の価値がはっきりしない人間が、弱者に対して相対的に優位に立つことで、自尊心を高めるという心のプロセスで生ずるものだと考えています。ですから、日本でのいじめは、すべてについて相対評価を行っている教師や親の子どもへの態度を変更しない限り続くと思っています。
5. 今も大学を辞めるということは就職ができないということに繋がりますか?
答:そうですね、少なくとも、教職に就くには免許がいります。でも、私は、教員免許は通信教育で取りました。大学をやめても教職に就くことも可能です。また、卒業してからいったん、他の職業につくとか大学院に行くとか自分を高めるための方法はいくつかあると思います。そして、社会人枠で採用試験を受けるという方法もあります。
6. 夫婦円満の秘訣は?
答:信頼すること。具体的には、お互いに別の生活部分を持っていることと、お互いにそれぞれ事情や理由があることを認めることだと思います。
7. 20歳になった私は、もっと、見聞を広めたいと考えています。色々なことを考え、色々なことを知りたいと思っています。それには、どうすれば一番いいでしょうか。教えてください。
答:授業中も話しましたが、「本を読む、友達と話す、旅をする」以外ないと思います
10.この本の著者は文科省の課長をやっていたそうですが、このような人がある程度上のポストにいても教育制度の改革ができないのはなぜですか。
8. 私はこの本に共感を持つ部分がたくさんありました。私は政治の事についてはよく知りませんがこの本の著者はもと文部科学省課長であると書いてあるが、このようなすばらしい考えを持っている人がいながらなぜ日本の教育界は「ゆとり教育」の導入に失敗してしまったのだと思いますか?(日本を滅ぼす教育論議・前半)
答:もっと、偉い人が違う考えだったからかもしれません。しかし、文科省は、日本の教育についてはっきりしたものを持っていないことから、外国の教育を見て良いところをとろうとしたからのような気がします。ここでも、日本では、教育についても絶対的な価値観がなく、外国との比較という相対的な発想しかないような気がします。
9.大学での学びと、高校以前までの学びで根本的に違うものは何ですか?
答:授業でも話しましたが、大学受験までは相対的な価値観に動機づけられた勉強であり、大学での勉強は、社会に出るための自分自身の生き方を考えて絶対的な価値観を作るための勉強だと思っています。それは、独自の趣味や独自の経験、自分自身の意見などを持つことです。
3.発達と教育のほうで、レポートやテストの点数が書いてあるのを見ました。生徒指導概論でも同じだと思うのですが、テストの点は何を基準にしてつけられているのですか。
答:私が、点数をつけています。基準は、私の考えた答えに一致しているかどうかです。
4.この間の討論のときにもグループのメンバーから出た質問なのですが、先生は、教師になるのに信大(または大学)の教育だけでは不十分だと思いますか?その人は、今の自分の教育だけじゃ教師になるなんて無理だと思う、と言っていたし、ダブルスクーリングが定着しつつある世の中だし…。私は十分だと思いたいので、少し驚いたし、意見が聞きたいです。
答:大学の教育だけでも教師になることはできます。しかし、良い教師かというとそうではないと思います。教師は、教科を上手に教えることのできるロボットではなく、隠れたカリキュラムを通して、児童・生徒に影響を与えるものだと思っているからです。
5.自分を好きになる方法を教えてください。
答:人を信頼すること。その見返りに、人に信頼されているという感情を得ること。
6.先生は大学生のとき、無駄だと感じてしまうような授業には出席したくないと感じたことはありませんか?(日本を滅ぼす 前半)
答:もちろん、ありました。でも単位が欲しいし。でも、そんなのはアカハラみたいなものだよね。単位をエサに何かを強制するなんて・・・さらに、とはいっても、その授業が無駄かどうかわからないからね。
7.先生にとっての『自分探し』とは何でしたか?もしくは何だと考えますか?(不勉強 前半)
答:結局、「本を読む」、「旅をする」、「人(友人だけでなく先輩や教師も含めて)と話す」だったような気がします。
8.先生は『信大ちゃんねる』という掲示板を見たことがありますか?また、『2ちゃんねる』などの巨大掲示板に書かれている内容についてどうお考えになりますか?(誇大自己 後半)
答:『信大ちゃんねる』は調べ物をしている時に出会ったことはあります。また、『2ちゃんねる』は、おもしろいので時々見ます。そして、どんな発言も一理あるような気がしますので・・・
1.この本の前半を読んだとき、海外の国では心の問題に取り組まない、というようなことが書いてありましたが、それは本当なのでしょうか。また、それについて先生はどのように思われますか?
答:どの文化、社会にも隠れたカリキュラムとしての部分はある思いますが、日本以外の国ではカリキュラムとして意図されたもので心の教育はほとんど行われていないと思います。私の意見としては、日本での心の教育は、もし行うのであれば、もう少しはっきりとした意図を含んだもの、すなわちカリキュラムとして顕在化されるべきだと思っています。
2.先週の授業で不登校について学びましたが、実際、教師はどこまで手を出すべきなのでしょうか?不登校にはいろいろな理由がありそれぞれに対する対処が必要だとは理解できましたが、実際それはすごく難しいことだと思います。
答:不登校についての教師のそれぞれの対応といっても、個々の生徒に別々の対応を考えるというよりも、問題になるのは、あまり考えもせずにどの子どもに対しても、家に迎えに行くことがよいことだなどの画一的に決めつけた対応を避けることが必要だということだと思います。
2. センター試験の形式をどのように思いますか。
答:いいシステムだと思っています。それを大学側がどのように利用するかは別の問題ですが・・・
3. 自由と責任の関係について先生は、どう感じましたか?
答:もちろん、自由というのはルールを守るという責任が会ったはじめて成り立つものだと思います。
4. 先生の定義するいじめとは何ですか。
答:これって、小テストの参考かなあ。私は、いじめは、自分の価値がはっきりしない人間が、弱者に対して相対的に優位に立つことで、自尊心を高めるという心のプロセスで生ずるものだと考えています。ですから、日本でのいじめは、すべてについて相対評価を行っている教師や親の子どもへの態度を変更しない限り続くと思っています。
5. 今も大学を辞めるということは就職ができないということに繋がりますか?
答:そうですね、少なくとも、教職に就くには免許がいります。でも、私は、教員免許は通信教育で取りました。大学をやめても教職に就くことも可能です。また、卒業してからいったん、他の職業につくとか大学院に行くとか自分を高めるための方法はいくつかあると思います。そして、社会人枠で採用試験を受けるという方法もあります。
6. 夫婦円満の秘訣は?
答:信頼すること。具体的には、お互いに別の生活部分を持っていることと、お互いにそれぞれ事情や理由があることを認めることだと思います。
7. 20歳になった私は、もっと、見聞を広めたいと考えています。色々なことを考え、色々なことを知りたいと思っています。それには、どうすれば一番いいでしょうか。教えてください。
答:授業中も話しましたが、「本を読む、友達と話す、旅をする」以外ないと思います
10.この本の著者は文科省の課長をやっていたそうですが、このような人がある程度上のポストにいても教育制度の改革ができないのはなぜですか。
8. 私はこの本に共感を持つ部分がたくさんありました。私は政治の事についてはよく知りませんがこの本の著者はもと文部科学省課長であると書いてあるが、このようなすばらしい考えを持っている人がいながらなぜ日本の教育界は「ゆとり教育」の導入に失敗してしまったのだと思いますか?(日本を滅ぼす教育論議・前半)
答:もっと、偉い人が違う考えだったからかもしれません。しかし、文科省は、日本の教育についてはっきりしたものを持っていないことから、外国の教育を見て良いところをとろうとしたからのような気がします。ここでも、日本では、教育についても絶対的な価値観がなく、外国との比較という相対的な発想しかないような気がします。
9.大学での学びと、高校以前までの学びで根本的に違うものは何ですか?
答:授業でも話しましたが、大学受験までは相対的な価値観に動機づけられた勉強であり、大学での勉強は、社会に出るための自分自身の生き方を考えて絶対的な価値観を作るための勉強だと思っています。それは、独自の趣味や独自の経験、自分自身の意見などを持つことです。
3.発達と教育のほうで、レポートやテストの点数が書いてあるのを見ました。生徒指導概論でも同じだと思うのですが、テストの点は何を基準にしてつけられているのですか。
答:私が、点数をつけています。基準は、私の考えた答えに一致しているかどうかです。
4.この間の討論のときにもグループのメンバーから出た質問なのですが、先生は、教師になるのに信大(または大学)の教育だけでは不十分だと思いますか?その人は、今の自分の教育だけじゃ教師になるなんて無理だと思う、と言っていたし、ダブルスクーリングが定着しつつある世の中だし…。私は十分だと思いたいので、少し驚いたし、意見が聞きたいです。
答:大学の教育だけでも教師になることはできます。しかし、良い教師かというとそうではないと思います。教師は、教科を上手に教えることのできるロボットではなく、隠れたカリキュラムを通して、児童・生徒に影響を与えるものだと思っているからです。
5.自分を好きになる方法を教えてください。
答:人を信頼すること。その見返りに、人に信頼されているという感情を得ること。
6.先生は大学生のとき、無駄だと感じてしまうような授業には出席したくないと感じたことはありませんか?(日本を滅ぼす 前半)
答:もちろん、ありました。でも単位が欲しいし。でも、そんなのはアカハラみたいなものだよね。単位をエサに何かを強制するなんて・・・さらに、とはいっても、その授業が無駄かどうかわからないからね。
7.先生にとっての『自分探し』とは何でしたか?もしくは何だと考えますか?(不勉強 前半)
答:結局、「本を読む」、「旅をする」、「人(友人だけでなく先輩や教師も含めて)と話す」だったような気がします。
8.先生は『信大ちゃんねる』という掲示板を見たことがありますか?また、『2ちゃんねる』などの巨大掲示板に書かれている内容についてどうお考えになりますか?(誇大自己 後半)
答:『信大ちゃんねる』は調べ物をしている時に出会ったことはあります。また、『2ちゃんねる』は、おもしろいので時々見ます。そして、どんな発言も一理あるような気がしますので・・・