大学のいろいろな場面でディベートが行われているようです。そのほとんどがアメリカの授業でのディベートをまねて取り入れていることが多いようです。しかし、私は日本の大学の授業でディベートを、そのままとり入れることに反対です。理由は2つあります。まず、第一に、日本の教育課程では、人と争うことや争った後の処理の仕方を学習してきていないからです。ディベートは、ある意味ではゲーム感覚の部分もありますが、やはり、勝ち負けを決めるのですから、真剣に行い、買ったとしても負けたとしても相互に称え合う習慣を身につけていないとスムーズに行かないと考えるからです。第二には、日本では大学生になっても、自己の意見をはっきりと持っていないために、ある特定の立場で発言すると、それが、そのまま、その学生の意見になってしまう可能性があるからです。もちろん、大学生なのだからそのくらいできないと困るという意見もあるとは思いますが・・・
そこで、僕の授業では、以下のルールを作っています。
1) 始めに,今日の自由討論の司会者を決める
2) ディベートではないので,論争したり他の人の発言を妨げたりしないようにする
3) グループは共同して,よりよい答えを探す方向で討論する
4) 一人の人が多くしゃべってしまわないように司会者が調整する
5) 討論の内容は,1200字程度の感想文とする,そのためにメモを取っておいた方がよい。
6) 時間内で、すべての項目はできなくてかまいません。
そこで、僕の授業では、以下のルールを作っています。
1) 始めに,今日の自由討論の司会者を決める
2) ディベートではないので,論争したり他の人の発言を妨げたりしないようにする
3) グループは共同して,よりよい答えを探す方向で討論する
4) 一人の人が多くしゃべってしまわないように司会者が調整する
5) 討論の内容は,1200字程度の感想文とする,そのためにメモを取っておいた方がよい。
6) 時間内で、すべての項目はできなくてかまいません。