オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

第19回ケンノスケカップ@三崎

2014-05-18 19:32:49 | 日記
 今年もケンノスケカップヨットレースが三崎港をベースに行われた。 今年で19回目、全国から林賢之輔さんの設計思想と人柄にホレたファンが集まって、ヨットレースと楽しい楽しいパーティで盛り上がった。

 

 毎年、仙台から回航してくる常連の「雪風」が今年も参加する予定だったが、先週の強風で、途中の大洗付近で回航を断念し、仙台に戻ったり、またやむをえない状況から数艇が不参加となり、今年は12艇の参加となった。

 昨年に引続き、私は本部船で運営のお手伝いをすることにして、江の島から我等の艇を回航した。
 16日金曜日、私とTO会長、ダイゴローの3人で11時江の島を出港、小網代湾に立寄り、スタート・フィニッシュの場所を下見してから三崎港に入港した。
 先に入港していた「あうん」のK里さんから、アウターマーク、旗一式、拡声器などを受取って準備を開始。 アンカーの確認・準備や旗竿のセットなど無事終了、お風呂屋さんのあと夕食を兼ねて三崎港内のマグロ専門店に納まり夕食、というか3日間のクルージングがスタートした気分だ。 

 翌17日土曜日は絶好のレース日和、予定どおり小網代湾を10時半にスタート、南西ブイ往復の4時間弱のレースだけれど、白熱したいいレースになった。 AQUAがケンノスケクラスのファーストホームで、小網代浮標からフィニッシュまで、リーチングスピンで見事な帆走りを見せてくれた。 その後、各艇続々と入り、無事終えることができた。
 このイベントはレース後のパーティがメイン、総勢100名の大宴会である。 各艇紹介では、本部船の我等が真っ先に紹介され、幻の焼酎「伊佐美」を一本いただいた。
 林さんは、各艇のテーブルを回って、既に相当出来上がっていて、司会の女性から「先生、しっかりしてください」などと気合を入れられる。 宴は次第に盛り上がっていく。
 ヨットで世界一周をした方が2人もいて、そのうちの1人は何と世界を7周の「酒呑童子」の斉藤実さん、レースにも乗っていた。 各艇からのユーモア溢れるスピーチが、この会の楽しさを更に盛り上げる。
 最後に全員で記念写真でお開きとなったが、そこから第2部、各々のキャビンで宴会となり、あちらこちら渡り歩く人も。
 我が艇には林さんが登場してくれて、最後までいてくれました。

 翌日、遠来の艇は早朝に出港、近隣の艇にはまたまた朝から呑む人もいて大騒ぎ。 我々は、朝市のマグロ丼、味噌汁つき500円をいただいて、文佐に行きたいというM編集長とともに8時すぎに出港、ヨセフの待つ江の島に向かった。

 江の島でまたまたマグロで軽く一杯のあと文佐へ。 日曜日とあってあいにく満員、少し待ったが断念、帰ることにした。
 が何と、伊豆高原のサウスフィールズのゲゲ夫妻とばったり出会ったのには驚いた。
 しばし立ち話のあと、また皆で行くのでよろしく、とお願いした。

 林さんの人柄を慕う人たちとの、ほのぼのとした3日間、ちょっと呑みすぎながら楽しく過ごしましたね。