リスペクトコラムです。
一昨日、ビックリするニュースが飛び込んできました。シーガルズの川島主将と宮下選手が引退すると。かなり驚きましたね。試合でも普通に出場していたので、このタイミングで引退?? もったいないと思いましたねぇ。遠藤選手、前田選手も引退されるそうですが、試合によく出ていた印象があります。いつも書きますが、女子チームの選手が退団する時は、移籍するパターンは稀で引退が多く、しかも何人も固まって退団するパターンが多い。今回も4選手が引退なのかと。まだまだできるなら、移籍して他の若いチームを育てて欲しいなと。アブレイズ(だから岡山同士で仲良くして欲しいのです)とか。
【川島と宮下 引退発表】
「岡山シーガルズは26日、元日本代表で主将のセンター川島亜衣美(34)と、2016年リオデジャネイロ五輪代表で副主将のセッター宮下遥(29)が5月1日からの黒鷲旗全日本選抜大会(大阪市)を最後に現役を引退すると正式に発表した。2人は大会終了後に記者会見する予定。」
「(川島選手は)2度のリーグ準優勝に貢献し、日本代表に初選出された13年は国際大会のワールドグランプリにも出場した。15年目の今季リーグはレギュラーラウンド全22試合に出場し125得点の活躍だった。」
「(宮下選手は)巧みなトスワーク、安定したレシーブなど高い総合力でチームの中核を担い、今季リーグ戦は16試合でタクトを振った。日本代表として初出場したリオ五輪は8強入りした。チームは合わせて遠藤彩萌(23)=静岡・島田商高出=とレフト前田=大阪国際滝井高出=の今季限りでの引退を発表。」
出典:山陽新聞
【勇退選手のお知らせ】
「このたび、今シーズンをもって川島 亜依美、宮下 遥、前田 明里、遠藤 彩萌の4選手が勇退することとなりましたのでお知らせ致します。各選手は2024年5月1日(水)から6日(月・振替)にかけて開催される第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会をもって勇退いたします。これまで温かい応援を送ってくださった皆様に厚くお礼申し上げます。
なお、川島選手・宮下選手につきましては黒鷲旗大会の後、記者会見を行う予定です。記者会見の日時や場所につきましては決定次第改めてお知らせ致します。」
クラブ公式HPでは「引退」ではなく「勇退」という表現になっていました。長年HPを見てきましたが、今までは「退団」が多かったかな。この表現は初めてです。なぜ引退ではないのか。他のクラブに移籍する可能性があるからでしょうか。確かに過去には引退したはずが移籍になっていて、その後活躍した選手がいた覚えがあります。現日本代表の西村選手がそうではなかったですか。渡辺選手もそうか。月刊バレーボールでも報道されていました。
【岡山 川島亜依美、宮下遥、前田明里、遠藤彩萌の勇退を発表】
「バレーボールのVリーグ、V1女子の岡山シーガルズは川島亜依美、宮下遥、前田明里、遠藤彩萌が第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会をもって勇退することを4月26日(金)に発表した。
川島は高校在学中、2008/09シーズンに内定選手としてVリーグデビュー。高さを生かしたブロックとクイックを武器に活躍すると、2021-22シーズンにはVリーグ通算230試合出場を達成し、Vリーグ栄誉賞を受賞した。また、2019-20シーズンから今シーズンまで5シーズンにわたりキャプテンを務めるなどチームを支えていた。
宮下は中学校在学中、2009/10シーズンにVリーグ史上最年少の15歳2ヵ月でVリーグデビュー。その後も長身を生かしたトスワークで活躍を続け、2013/14シーズンにはチームの準優勝に貢献するとともに、自身も敢闘賞とベスト6賞を受賞した。2019-20シーズンには史上最年少でVリーグ通算230試合出場を達成し、Vリーグ栄誉賞を受賞した。
前田は2017年に入団し、(当時)V・チャレンジリーグでVリーグデビュー。跳躍力を生かしたスパイクが持ち味のアウトサイドヒッターで、在籍6シーズンでV・レギュラーラウンド12試合に出場。競技活動に加えてバレーボール教室などチームのさまざまな地域活動に貢献した。
遠藤は2019年に入団し、2020-21シーズンにVリーグデビュー。ジャンプ力を生かした角度のある攻撃を武器に活躍し、在籍4シーズンでV・レギュラーラウンド62試合に出場。2022-23シーズンにはV・チャレンジマッチ2試合に出場し、チームのV1残留に貢献した。」
4選手とも丁寧に紹介されていましたね。こうしてみると現主将と副主将の2選手は輝かしい経歴ですね。前田選手は出場試合数こそ少ないものの、バレー教室で活躍されたのですね。遠藤選手は62試合か、出場多いですね。今季も出場していたのでは。そして、さすが宮下選手。全国紙のスポーツ新聞の日刊スポーツで報道されていました。
【リオ五輪正セッター宮下遥、今季限りで引退 史上最年少15歳2カ月でVリーグデビュー】
「バレーボールVリーグ1部女子の岡山シーガルズは26日、リオオリンピック(五輪)代表のセッター宮下遥(29)が今季限りで引退すると発表した。5月1~6日にAsueアリーナ大阪で開催される第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会が最後となる。
宮下は09年の中3時に選手登録され、同年11月の久光製薬(現・久光)戦でVリーグ史上最年少出場記録となる15歳2カ月でデビュー。翌年の10年に日本代表メンバーに初選出され、11~22年にわたり日本代表として活躍。16年のリオ五輪には正セッターとして出場した。」
先月のVカップの赤磐大会の時に、宇賀神選手がベンチ外で、試合後募金箱を手にしていた本人に「怪我ですか?」と聞いたところ、そうではないと返答された事を思い出しました。今思えば宮下選手にあえて試合出場を譲っていたのかもしれませんね。次期主将は宇賀神選手だったりと思ってみたり。
昨季引退した及川選手と同じく、黒鷲旗が有終の美になりそうですね。ネット情報を探ると、全試合無料ライブがあるそうです。これは観ねばならないですね。川島主将と、宮下副主将の引退記事については、記者会見の時に改めてリスペクト記事にしたいと思っています。宮下選手は入団時からよく覚えているし、今季までずっとリスペクトできていると思います。
また、関係者によると川島選手は今後は未定、宮下選手はクラブに残る意向とありました。個人的には宮下選手には事務局スタッフではなく、チーム現場にコーチとして入って欲しいと思っています。そして一刻も早く指導力を高めていただき、ポスト河本を進めていただきたいです。宮下選手ならやれると思うし、早くポスト河本を固めていかないと、何年か経って倉敷に抜かれ、河本監督の経年ともにクラブが衰退していく事が目に見えているので。今なら手が打てると思います。
あと、不謹慎な印象を持たれるかもしれませんが、他の選手で次の進路が決まっていないのなら、ぜひ倉敷でのプレーをお考えいただきたいと思います。特に川島さん、倉敷でならまだ何年も最前線で活躍できるし、まだ未完のチームを育成するやりがいも大きいと思いますよ。前田さん、遠藤さんもまだ若いので、ぜひ倉敷で初のVリーガー加入を実現して欲しいです。まぁ、女性選手のクラブのその辺りで、そういう移籍がやりにくい環境なのかもしれませんが、岡山県のVチームを大きく育てるという意味で、ぜひお考えいただきたい。
#がんばろう石川 #がんばろう能登