リスペクトコラムです。
アジア最終予選の準々決勝で開催国のカタールと対戦。今回は生中継で観られず、翌今日の朝、通勤時にDAZNで見逃し配信をちょっと観ました。カタールの動きが悪く、早々に日本が先制できたので、どアウェー状態でありながら、快勝できるかもと思っていましたが、甘かった。結局2-2で延長に入り、嫌な予感。延長戦で細谷選手が待望の勝ち越し点を決め、もう1点入れて4-2で勝てました。難しい試合を勝ち抜けましたね。レポ書き込みはできなかったので、またネットのコラムを抜粋してリスペクトさせていただきます。
【サッカー男子U23 カタールに勝利 パリ五輪出場まであと1勝】
「日本は、開始早々の前半2分、ペナルティーエリアに近い位置で相手のボールを奪った山田楓喜選手が左足でゴールの右隅にミドルシュートを決めて、さい先よく先制しましたが、24分にカタールにヘディングシュートを決められて同点に追いつかれました。42分にはカタールのゴールキーパーが細谷真大選手に対する反則で退場となり、日本は数的優位な状況となりましたが、守備を固める相手を攻めあぐね、逆に後半4分、警戒していたフリーキックからヘディングで決められて勝ち越しを許しました。
それでも1人多い日本は相手のゴール前に迫り続け22分、コーナーキックに身長1メートル86センチのディフェンダー、木村誠二選手がヘディングで合わせて2対2の同点に追いついて試合はそのまま延長戦に入りました。そして、延長前半11分にゴール前でパスを受けたフォワードの細谷真大選手がゴールキーパーの股を抜くシュートを決めて勝ち越しました。
細谷選手は所属するJ1の柏レイソルで今シーズンゴールがなく、今大会もここまで無得点と苦しんでいましたが、大事な場面で大きな役割を果たしました。日本はこのあと途中出場の大学生、内野航太郎選手のゴールでもう1点加えて4対2で勝って、準決勝進出を決めました。」
前半42分に相手が1人退場になり、数的有利になったはずなのに、逆転されて前半に1-2になってしまう。この辺りが日本の勝負弱さなのかもしれません。それでもギリギリで追い付いて2-2の同点で延長戦に持ち込みました。もうどっちが勝ってもおかしくない展開で、PK戦に行く前に延長戦で勝ち切って良かったです。何と言っても細谷選手のゴールがうれしいですね。得点シーンも細谷選手らしい形でナイスでした。ただ、ネットでは辛口の戦評でしたね。
【U-23日本代表がカタール撃破!パリ五輪に望みつなぐも露呈した致命的問題】
「先制したのは日本。ホイッスル直後の前半2分にMF山田楓喜(東京V)がミドルシュートをゴール右に突き刺した。24分に追いつかれたものの、41分には相手GKのアブドゥラーがFW細谷真大(柏)に対する“飛び蹴り”でレッドカードを出されて一発退場。数的有利を得た日本が、そのまま試合を押し切るかと思われた。
が、後半4分にセットプレーからMFガベルのヘッドで逆転を許すまさかの展開。日本は10人のカタールを押し込みながらも、決定機をものにできない。22分にDF木村誠二(鳥栖)のヘディング弾で同点とするも、勝ち越すことができずに後半が終了した。
重苦しいムードが漂う中で突入した延長戦。そんな嫌な空気を切り裂いたのが、エースFWの細谷だった。延長前半の11分、相手ゴール前でGKの動きを冷静に見極めながら、低く抑えた股抜きシュート。これが4強入りの決勝点となった。」
「延長後半8分には、唯一のアマチュア選手であるFW内野航太郎(筑波大)がダメ押しゴールを決め、準決勝以降の戦いにひと筋の光明が差し込んできた。しかし……『以前から不安視されていた守備の脆さが露呈、今後の戦いに不安を残しました』とは元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏である。
1点リードで迎えた前半24分、カタールが右サイドからクロスを放り込むと日本の高井広大(磐田)と木村のCBコンビがマークを外し、カタールの19歳FWに強烈ヘッドをぶち込まれてしまう。
後半4分にはカタールの左FKに対して横一線に並んでゾーンDFを敷いたが、ポジショニングの拙さなどから数人の選手をマークし切れず、ファーサイドの選手に強烈ヘッドを見舞われ、一人少ない10人のカタールに逆転を許してしまう。前出の六川氏がこう言う。
『大岩ジャパン発足当初から、所属クラブで控えに甘んじているCBの経験不足、スキル不足が懸念された。後半22分に同点ゴールを決めた木村にしてもFC東京で不用意なミスが目立ち、今年の期限付き移籍先の鳥栖ではケガもあり、ほとんど試合に出ていない。DFラインをまとめるCBの不安定さが守備の際にほころびとなり、カタール戦のような単純なクロスにやられてしまう。パリ五輪出場に向けて大きな不安材料と言える』
グループリーグ3試合目の韓国戦でもCKからヘディングシュートを決められ、手痛い敗戦を喫している。ようやくパリ五輪出場に王手を掛けたとはいえ、まだまだ不安だらけである。」
このコラムでは「以前から不安視されていた守備の脆さ、所属クラブで控えに甘んじているCBの経験不足、スキル不足が懸念された。DFラインをまとめるCBの不安定さが守備の際にほころびとなり、カタール戦のような単純なクロスにやられてしまう。パリ五輪出場に向けて大きな不安材料と言える」とありました。また、細谷選手は、国際経験を積むために1月開幕のA代表アジア杯に参戦したのが誤算となったとありましたが、今回復調して良かったです。これからJ1リーグでも爆発して欲しいですね。昨日TVで観た「内田解説」では、セットプレーの守備が課題であると言っていました。3失点中2点がセットプレーでした。
今日試合があり、ベトナムを1-0でイラクが下しています。という事で次の準々決勝の相手はイラクになりました。またしても苦手な中東勢が相手ですね。これまた3連休最後の日の深夜キックオフですか。ちょっと観れないので、またしてもこの記事のような書き方になりますかね。そして何と韓国がPK戦の末にインドネシアに敗れています。40年ぶりに五輪出場を逃し、インドネシアは出場すれば66年ぶりになるとか。そして、サウジも負けてウズベキスタンが4強進出と予想外の結果が続出か。豪州の早々の敗退も含めて、パリ五輪予選は波乱の大会となりましたね。さぁ、日本はイラクに勝って、五輪出場を決めれるか。負けてウズベキスタンと死闘を演じるか。
#がんばろう石川 #がんばろう能登