格子戸と物干し台と路地
先に紹介した井戸のある”御馬長屋”の路地は狭いままだが、長屋は今風の戸建て家屋に変わっていた。
このスケッチの根津2丁目の路地と家屋は格子戸や物干し台が昔のままで,懐かしい。
土地の狭いヴェネチィアの家屋には日本の長屋にある物干し台と同じような物干し台(アルターナ)が屋上にあり、カルバッチョの絵にもなっている。
今のヴェネチィアではアルターナでワインを飲みながら夕景を楽しむのが最高のぜいたくだという。
東京では手作りの木造・物干し台はめずらしいものになり、どこにも同じようなサッシのテラスとなり、夕涼みに活用されている姿もみられないのが寂しい。
<明日から故郷・佐渡に帰ります。長兄夫妻に任せきりの101歳の母親の介護の手伝いのためです。母の介護はできるかどうか分かりませんが、しばし、このブログも休みます。>
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