迷建築「ノアの箱家」

ひょんなことからNOAに選ばれし者として迷建築「ノアの箱家」に住むことになったKOKKOの笑ってあきれる自宅建築奮戦記

自然の恵みと自然の脅威と

2012-07-16 00:06:37 | 自給自足

大雨による被害

「今までにない雨」とニュースでいっていた通り、昨夜の樫田の雨はとんでもない雨量だった。夜中に雨の音で目が覚めて、寝付けなかった。

どこかでまたもや土砂崩れがあって、買い物にいけなくなるのではないだろうか・・・。高槻までのバス道は大丈夫だろうか・・・。

早朝、畑に様子を見に行って、

!!!

横の崖が土砂崩れ。土砂が畑の際の小川を埋めてしまっていた。行き場を失った川の水は我が畑の中に流れ込んで、あたり一面池と化していた。

安納芋は地元先住人に笑われるぐらいの高畝にしていたが、それが幸いして、無事。しかし、これから先が思いやられる。

でも、ただじゃ起きないKOKKOちゃん。

ここぞとばかりに、畑に溜まった水の引き方、流れ方を細かく観察した。

もともと湿地部分がある畑。山水を引き込んで蓮根を植えるつもりでいた。冬場に日が当たらなくてもいい作物で、水が大好きなものといえば、蓮根・クワイだ。これを植える位置、つまりそのために掘る池の位置や山水の引き込み口と池からの排水位置の確認作業にいそしんだ。

おかげで、奇妙な高低差のある畑だということが分かった。大雨のおかげで方針が明確になった。この夏は、池堀り作業で大変になるだろう。

 

        

        大雨被害に遭う前の畑               玉ねぎを収穫した後の畑の畝

 

この辺りが水はけの悪い湿地になっている。マルチを敷いてある部分も洪水で畝まで浸かっていた。この畝は、先の借り主が玉ねぎを植えていたが、私は、これよりもはるかに高い高畝に仕立てる予定。

 

            

         洪水に遭う前の安納芋と紫蘇            前の畑から引越ししてきた苺

前の畑から青紫蘇と赤紫蘇の零れ種から生えてきたのを畑の際に雑草代わりに植えた。ここは、今回の洪水でも被害がなかった部分。安納芋も近所の人に笑われるぐらいの高畝にしたおかげで、水浸しにはならなかった。同じく、苺も高畝。この苺は、8月まで実る種類の苺なので、これからもまだまだ活躍してくれるはず。

 

やれやれと思って家に帰って、またもやびっくり!!

我が家も大雨被害が出ていた。

傾斜土浄化漕の土がごっそりない。底のコンクリートがむき出しになっている。植えていた菖蒲が根っこむき出しでひっくり返っている。ここまでなるとは、相当の雨だったのだろう。

買い物に下(高槻市街地)に出たが、こちらの道は異常なし。帰路は、茨木の福井から音羽見山の里・43号線で東別院・二料経由で帰ったが、異常なし。ところが、中畑から亀岡に抜ける中畑回転場裏の林道が途中で土砂崩れ。ここは普段から頻繁に路肩陥没しているから、気になっていた。現在、亀岡に抜ける唯一の近道(12分。遠回りする道は残っているが、1時間近くかかってしまう)なので、地元民にとっては、貴重な裏道である。

幸い、土砂崩れを避ける脇道が残っていたので、夕方、そこから亀岡に出たが、あちこちでめちゃめちゃになっているところを見た。京都縦貫道の沓掛インターから亀岡インター間が通行止めになったらしく、迂回路の9号線は大渋滞。これで、高槻までの道が土砂崩れでもしたら、私は仕事に行けなくなる。下でホテル住まいを余儀なくされるだろう。

 

自然の恵み

           

      窓際のピオーネが大きくなった。          照手水密桃も大きくなってきた。

 

           

      ゴミ捨て場の際のブラックべりーが色付く。           新規参入レモン

 

自然は、私にとって迷惑なだけではない。恵みと喜びを与えてくれてもいる。

無花果も実ってきた。ブルーベリーも毎朝食べている。畑のトマトやきゅうりを畑でとりたてにかじりつく日々を送っている。

昨日、今年初めてのヒグラシが鳴き始めた。

ヒグラシの声に聞き耳を立てながらしみじみ思う。

「なんて、豊かな暮らしなのだろう。ここは、私のアミューズメントパークだ」と。

 

さて、いよいよ、トイレと風呂の工事に入る。

庭の果樹庭園化工事もしなくてはならない。

頑張れ!KOKKOちゃん。


 


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