お~、素晴らしい!!
屋上デッキで皆既月蝕を眺めることにした。
明石の叔父が交通事故で障がい者になってしまい、アウトドアライフともおさらば。
そこで、私が叔父のドームテントをいただくことに。それを屋上デッキに張って・・・。
7時過ぎにはマイナス気温。
カイロを背中と足首に貼りまくって、ガタガタガタガタ震えまくって・・・。
月蝕が始まる頃には、身体の芯まで冷え切った状態で、それでもデッキに寝転んで眺め続けた。双眼鏡で月の欠けていく様子を見たが、オリオンの大星雲や昴も眺めてうっとり・・・。
テントで野営してマイナス4℃の夜明けを楽しんだ。
最後にゃ真っ暗。肉眼では赤い月だったけど。
月蝕の前日、我が家の青少年の友達の野営のために、テントを張った時は、-5℃だった。
屋上のシーサーが白い髭を生やしていた。
昨日の雨が凍って、屋上でスケートできそうな感じ。湿気除けにテントの上からブルーシートを掛けたが、まるで路上生活者。
私が行くと、青少年が寝ぼけ眼で起きてきた。外気温が低くても、私の寝袋は登山用のいいやつなので、暑くて汗をかいたという。夜中に暑さで目覚め、寝袋カバーを引っ剥がし、テントの入り口も開放状態で、彼は寝ていた。ムムム、さすがにあたしゃ其処まではできそうもない。
霜が凍って白髪頭になってしまったシーサー。眉毛まで白髪状態。しかし、美しい造形だよな。
樫田はこれからが豊かな季節。やがて雪が積もり、樫田にもっともいい季節がやってくる。