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碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

今週の「読んで(書評を)書いた本」2012.04.08

2012年04月08日 | 書評した本たち

あの名作「AKIRA」の原画展が開催されることもあって、このところ、雑誌で「大友克洋特集」が組まれている。

ちょっとびっくりした(笑)「芸術新潮」に続いて、「BRUTUS」も「2012年 大友克洋、再起動。」のタイトルで大特集だ。

「芸術新潮」は、「全点撮り下ろし!特別誌上GENGA展」や「描きおろしSF短篇掲載!」で盛り上がっている。

また「BRUTUS」には、学べる「鑑賞講座」や綴じ込み付録的な「大友克洋、再入門」があったり。

こうして眺めていると、マンガやアニメの世界に“大友以前”と“大友以後”があることがわかります。

やはり、すごい(笑)。






さて、今週の「読んで(書評を)書いた本」は、以下の通りです。
 
一橋文哉 
『国家の闇~日本人と犯罪<蠢動する巨悪>』 
角川oneテーマ21

保坂和志 
『魚は海の中で眠れるが鳥は空の中では眠れない』 筑摩書房

半田也寸志 
『20 DAYS AFTER』 ヨシモトブックス


・・・・震災から20日後に、とんでもない高画質カメラで撮影された半田さんの写真は一見の価値あり、です。


* 上記の本の書評は、
  発売中の『週刊新潮』(4月12日号)
  に掲載されています。