内田樹さんの新著『うほほいシネクラブ~街場の映画論』(文春新書)が出た。
さっそく入手。
まあ、よくぞこれだけ観たものだ。書いたものだ。
新書なのに、ずっしりと重く、厚い。
値段だって、新書なのに、税込で1050円!
もう少し書き足して単行本でも十分だ(笑)。
でも、読みだすと止まらない。
自分が観てきた映画に、思わぬ角度からスポットが当たり、「ふーん、そうなんだあ」と新たな知見が得られる快感。
仕方ないか、1050円。
ということで、今週の「読んで(書評を)書いた本」は、以下の通りです。
小林信彦 『流される』 文藝春秋
稲葉圭昭 『恥さらし~北海道警・悪徳刑事の告白』 講談社
大谷昭宏・藤井誠二
『権力にダマされないための事件ニュースの見方』 河出書房新社
長嶋 有 『安全な妄想』 平凡社
山野 勝 『江戸と東京の坂』 日本文芸社
* 上記の本の書評は、発売中の『週刊新潮』(11月3日号)に
掲載されています。
