講義からの解放
昨夕、7月9日からはじまった「宅地建物取引士」講座が終了した。真夏を挟んだ2か月にわたる、正味40日間のものだった。県外での講義の上、平日はホテル暮らし……といえば聞こえはいいが、実態は連日、翌日の「講義ノート作り」に追われていた。
それに加え、代わりの講師がいないという講座のため、病気や怪我をしてはいけないと、いつも以上に車の運転に慎重になり、また休日・夏休みは極力、外出を控えた。
おかげで何とか無事に終了することができたわけだが、最終日の最後の講義は、安堵感による気の緩みなのか、一瞬、頭のヒューズが飛び、立っているのがやっと。講義中、椅子に腰を降ろしたのは、生まれて初めてのことだった。何十年ぶりかの「チョーク」の「粉塵」にも悩まされた。
とはいえ、適度の緊張を保ちながらのとても充実した2か月だった。なによりも受講生のみなさんの受講態度が非常によく、また熱心な方々であり、質問も多かった。勢い、燃えるというもの。受講生各位にあらためて感謝したい。
ともあれ、高速バスとJRを乗り継いだ3時間余をかけての帰宅――。アパートにたどり着いた瞬間、そのまま、着替える元気もないまま昏々と眠り続けた。
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C.T.T.という演劇活動
さて、1か月以上もご無沙汰の本ブログ。正直言って、少々“禁断症状” が出始めていた。もちろん、「舞台の観劇」であり、その「鑑賞評」だ。講座期間中は、演劇関係のサイトやtwitterを見ることをできるだけ控えた。
今回の「案内」は、「C.T.T.」という活動組織による複数劇団による公演。「陰湿集団」のtwitterによれば、「C.T.T.」とは、"Contemporary Theater Training" の略であり、「現代演劇の訓練」として、演劇やダンス等の舞台芸術の人材育成を目指して、舞台作品の「試演会」を開催しているとのこと――。(※註1)
今回は、2つの「劇団」による各1作品の「舞台」であり、各30分以内の上演のようだ。なお、上演終了後に30分程度の「合評会」も行われるとのこと。興味深い試みといえる。
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公演日時 9月18日(金) 19:30-
19日(土) 14:00-
●公演場所 枝光本町商店街アイアンシアター
〒805-0008 福岡県北九州市八幡東区枝光本町8−26
Tel : 093-616-9890 090-5383-5780(担当者直通)
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●観劇料金(上演協力金) : 900円(前売・当日ともに)
舞台:1
「地図を讀む」
●劇団 Nomad
●作 工藤菜香 ●演出 鈴木春弥
●出演 鈴木春弥 岡崎真子
舞台:2
「pump」
●劇団 陰湿集団
●作・演出 山本貴久
●出演 石川悠眞 武田遥
クリック! ◆『陰湿集団』ブログ
※註1: 「C.T.T.北九州事務局」 によれば、「C.T.T.は1995年に京都で始まり、現在は全国7都市(京都/大阪/名古屋/仙台/広島/岡山/松山)に展開。この度、枝光本町商店街アイアンシアターを拠点に九州初のC.T.T.がスタート」とのこと。