クラシエ薬品からの報告を原文のまま掲載します。
2011年10月
お得意様 各位
クラシエ薬品株式会社
当社における原料生薬の放射性物質検査についての御報告
謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
当社では、取扱う原料生薬について、調達から製造・流通に至るまで厳しい品質管理体制を確立させ製品の安全性確保につとめております。
また、東日本大震災発生後は、更なる品質管理体制を確立する為、放射性物質の確認を下記の通り実施しておりますので報告いたします。
謹白
記
1.国内産生薬全てにおいて、産地確認および放射性物質の自主検査を行っています。
2.当社使用の生薬において、これまで放射性物質は検出されていません。
3.本年3月以降に17都県※から産出された原料生薬は使用していません。
今後とも、国や自治体等の指導に従うとともに、当社国内生産拠点におけるモニタリングデータなどを監視しながら、より一層の安全性確認をしていきます。
※17都県
原子力災害対策本部「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」
対象自治体(総理指示対象自治体及びその隣接自治体)
福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、神奈川県、宮城県、岩手県、青森県、秋田県、山形県、新潟県、長野県、埼玉県、東京都、山梨県、静岡県(17都県)
以上