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黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第十節 語句の意味

2012-08-14 09:41:07 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九

第十節

然其卒發者、不必治於傳。或其傳化、有不以次。不以次入者、憂恐悲喜怒、令不得以其次。故令人有大病矣。

因而

喜大虚則腎氣乗矣。

怒則肝氣乗矣。

悲則肺氣乗矣。

恐則脾氣乗矣。

憂則心氣乗矣。

此其道也。故病有五。五五二十五變、及其傳化傳乗之名也。

 

語句の意味

卒=ソツ。兵隊。下級の兵士。ニワカに。突然。だしぬけ。卒爾(じ)。しもべ。多数の人。古代の制で、三百軒の戸数。三十国のくに。死ぬ。天寿を終って、年とって死ぬ。終。

 

不必治於傳=伝じて行く一般の順序に従って治療することは出来ない。鍼灸医学大系

 

不以次入者=一定の順序に従って病が伝わらないというのは、ということ。鍼灸医学大系

 

五志=喜・怒・悲・恐・憂。五種の情志の変動、すなわち喜・怒・思・憂・恐をさす。

<内経>に情志の変動と五臓の機能は関係があり、すなわち

肝志は怒、

心志は喜、

脾志は思、

肺志は憂、

腎志は恐とし、

これを五志というとある。これは人の情志の変化を、五行の配当にもとづいて五臓に配属したものである。

憂恐悲喜怒

陰陽應象大論篇 第五 第九節

陰陽應象大論篇 第五 第九節 語句の意味 1-2

陰陽應象大論篇 第五 第九節 語句の意味 2-2

陰陽應象大論篇 第五 第九節 訳

 

因=イン。ヨる。原因する。もとづく。たよる。あとをつぐ。つく。関係。ヨって。その上。

 

乗=ジョウ。ノる。乗りものにのる。よる。たよる。なかまにはいる。はずむ。

 

「怒則肝気乗矣」と「悲則肺気乗矣」の二句について張志聡は「肝は改めて肺となし」「悲は改めて思となし、肺は改めて肝と改む」べきではないか。そうしないと前後の文意が一致しない。と述べている。どうもその方が正しいのではあるまいか。鍼灸医学大系

 

喜大虚則腎氣乗矣=喜(心)すぎると、虚して腎に乗ぜられる

怒則肝氣乗矣=怒(肝)すぎると、肝でなく肺に乗ぜられる

悲則肺氣乗矣=悲(脾)すぎると、肺でなく肝に乗ぜられる。

恐則脾氣乗矣=恐(腎)すぎると、脾に乗ぜられる。

憂則心氣乗矣=憂(肺)すぎると、心に乗ぜられる。

 

然其卒發者、不必治於傳。或其傳化、有不以次。不以次入者、憂恐悲喜怒、令不得以其次。故令人有大病矣。

因而喜(心)大虚則腎氣乗矣。怒(肝)則氣乗矣思(脾)則肝氣乗矣。恐(腎)則脾氣乗矣。憂(肺)則心氣乗矣。此其道也。故病有五。五五二十五變、及其傳化傳乗之名也。

 

傳化=伝化・病が種々に変化して伝わること。

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