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調經論篇 第六十二 第二節 認知症は腎の足腰だけではなく、肝の足の筋肉、栄養を吸収する脾胃、酸素を取り込む肺、全ての臓腑を動かす心の働きが無ければ人間は生きて行けません。

2020-04-10 10:59:38 | 日記

昌栄薬品です

柴崎保三著鍼灸医学大系⑨黄帝内経素問

昨日の調経論篇 第六十二 二節 蔵・臓を藏に訂正します

調經論篇 第六十二

第二節

(原文)

帝曰。人有精氣、津液、四支、九竅、五藏、十六部、三百六十五節、乃生百病。百病之生、皆有虚實。今夫子乃言。有餘有五。不足亦有五。何以生之乎。

岐伯曰。皆生於五藏也。夫心藏神、肺藏氣、肝藏血、脾藏肉、腎藏志而此成形。志意通内、連骨髄、而成身形五藏。五藏之道、皆出於經隧、以行血氣。血氣不和、百病乃変化而生。是故守經隧焉。

(訓読)

帝曰く「人に精氣・津液・四支・九竅・五藏・十六部・三百六十五節有りて乃ち百病を生ず。百病の生ずる皆虚實あり。今夫子乃ち言う。有餘五あり。不足も亦五有りと。何を以てか之を生ずるや」と。

岐伯曰く「皆五藏より生ずるなり。夫れ心は神を藏し、肺は氣を藏し、肝は血を蔵し、脾は肉を蔵し、腎は志を蔵して此に形を成す。志意は通じ内りて骨髄に連りて身形五蔵を成す。五蔵の道は皆經隧に出で以て血氣を行(コウ)す。血氣和せざれば百病乃ち變化して生ず。是の故に經隧を守るなり」と。

(通解)

黄帝が申されるよう。

「人には、精気・津液・四支・九竅・(五藏が抜けている)・十六部・三百六十五節があって、それ等の部分にいろいろな病気が起る。そして其の病気の起こる原因として皆虚実ということが関連している。今先生の申されるには、有余に五あり、不足にも亦五ありと言うことでありますが、どういうわけでそれが起こるのか」と。

そこで岐伯がお答え申し上ぐるよう。

「それは皆五藏から起こるのであります。それは、心は神を藏し、肺は気を藏し、肝は血を藏し、脾は肉を藏し、腎は志を藏してここに一個の人体というものを形成して居るのであります。この神気血肉志の五神、約して言えば志意はとどこおりなく行き来し、入って骨髄に連なり、これを化成して、ここに身体五藏を形成するのであります。五藏の間を相互連系する道路は皆經隧でありまして、この中に血気が通行しているのであります。この血気にもし不調が起りますと、それがもとになって、いろいろな病気が発生するのであります。それ故に經隧は守らねばなりません」と。

 

東洋学術出版社 調経論篇

【解題】

本編は人体の十二経脈が気血の流れる通路であり、内にあっては五蔵六府に通じており、そとにあっては三百六十五節に連絡していることを説明している。このため外邪(武漢ウイルス)が人体に侵入すると、外から内に、経絡から蔵府へと入っていき、気血陰陽の失調をきたし、寒熱虚実の病変を引き起こすのである。治療にあたっては異なった病変にもとづいてその経絡を調整し、病邪(武漢ウイルス)が深く入らないようにして正常な生理状態に回復させることを目的とする。ことために篇名を「調経論」としているのである。

帝曰、人有精、気、津、液、四支、九竅、五蔵、十六部、三百六十五節、乃生百病。百病之生、皆有虚実。今夫子乃言有余有五、不足亦有五、何以生之乎。岐伯曰、皆生於五蔵也。夫心蔵神、肺蔵気、肝蔵血、脾蔵肉、腎蔵志、而此成形。志意通、内連骨髄、而成身形五蔵。五蔵之道、皆出於経隧、以行血気。血気不和、百病乃変化而生。是故守経隧焉。

 

帝曰く、人に精、気、津、液、四支、九竅、五蔵、十六部、三百六十五節ありて、乃ち百病を生ず。百病の生ずるや、皆虚実あり。今 夫子乃ち有余に五あり、不足もまた五ありと言えり。何を以てこれを生ずるや。岐伯曰く、皆、五蔵より生ずるなり。夫れ心は神を蔵し、肺は気を蔵し、肝は血を蔵し、脾は肉を蔵し、腎は志を蔵し、しかして此形を成す。志意 通じ、内に骨髄に連なりて、身形五蔵を成さしむ。五蔵の道は、皆 経隧(すい)に出で、以て血気を行(めぐ)らしむ。血気 和せざれば、百病 乃ち変化して生ず。是の故に経隧を守るなり。

【現代語訳】

黄帝がいう。「人には、精、気、津、液、四支、九竅、五藏、十六部、三百六十五節があり、各種の疾病が起こる。そして各種の疾病の発生には、それぞれ虚実の違いがある。いまあなたは有余に五種類あり、不足にも五種類あるとだけ述べたが、これらはいったいどのような機序で起こるのか」。

岐伯がいう。「五種類の有余と不足は、すべて五藏に生じます。たとえば心は神を蔵し、肺は気を、肝は血を、脾は肉を、そして腎は志をそれぞれ蔵しており、このようにして形体を組成しているのです。しかしこれらは人の志意が通調して、内部の骨髄と互いに連絡をしていなければならず、そのようにして人身の形体および五蔵を一つの整体として形成させているのです。五藏の間を相互に連絡している通路は、すべて血気が流れる経脈によっています。この血気が調和しえなければ、各種の疾病が生じます。したがって診断、治療は経脈をそのよりどころとする、というのです」。

 

十六部=じゅうろくぶ。①手足二部、九竅九部、五臓五部を合わせて十六部という<素問調経論>「人に精気津液四支九竅五蔵十六部三百六十五節あり。」②十六部の経脈のこと。手足の経脈12、蹻脈2、督脈1、任脈1で合わせて16となる。漢方用語大辞典

 

昨日は

健康café 下島和弥先生 174 認知症 歩みが遅くなったら注意 腎蔵志=じんはしをぞうす 素問調経論

2020-04-09 12:39:35 | 日記

でした

認知症は五蔵、腎の足腰だけではなく、肝の足の筋肉、栄養を吸収する脾胃、酸素を取り込む肺、全ての臓腑を動かす心の働きが無ければ人間は生きて行けません。

 

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