昌栄薬品です
認知症予防(軽度認知障害予防)-12
・・・方剤解説⑥・・・ クラシエ薬品資料等より
※ 記憶力を改善させる漢方薬
2) 当帰芍薬散
【組成】当帰・川芎の血剤と芍薬・茯苓・白朮・沢瀉の水剤で構成されています。
血を補い、血を活発に流暢にし、再び阻滞しないようにする。
脾胃の機能を正常にし体内の水分を排出し、月経にまつわる病証を治療し痛みを止める
【効能】
体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴える次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい、立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り
【主治】
貧血など血(けつ)の機能の衰え、脾虚湿盛・脾の働きが虚することにより水毒が盛んになるものを主治します。
脾には物を食べて血中に体液を補充し、全身に栄養や水分を補充する働きがある。
【解説】当帰芍薬散の適応する病態は、消化吸収機能の低下が基礎にあり、水分の吸収・排泄障害が発生し、また全身的な栄養障害を引き起こした状態です。
血は精神意識活動の基礎物質であることから、「神(人体の生命活動)は気と血液の性質をなす」と言われています。
気や血液が充足していれば意識は明晰で、精神活動も充実していますが、不足すると精神・意識活動の病変が現われます。
そのため心臓に供給される血液が不足することや、肝臓に貯蔵される血液が不足することになると、非常に驚いて動悸がする・不眠・多夢などの精神、または意識活動の不安による症状が現れます。
当帰・川芎によって血を補い・血を活発に流暢にし、再び阻滞しないようにするすることで、精神意識活動の基礎物質を補い、また全身に巡らせることによって、精神不安の症状を改善します。
白朮・茯苓・沢瀉・芍薬で胃の働きを良くし利水しますが、脾を補うことによって、水毒や血液不足を根本的に改善します。
また利水することによって、精神症状が起こることを防ぎます。
当帰芍薬散は顔色が悪い、皮膚につやがないなどの肝臓に貯蔵される血液が不足の症状があり、眠りが浅い、よく目がさめるなどの不眠・多夢の睡眠障害を伴う軽度の認知症に使用されます。
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分包品1包1g入り
60包3,500 円
240包10,000円
1包60円