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低体温の漢方療法の捉え方④-④

2010-10-27 09:46:27 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

クラシエ漢方療法推進会の資料から

 

低体温の漢方療法の捉え方④-④

 

 4.冷えにより瘀血(やまいだれに於血・オケツ=古血、うっ血、抹消の循環障害)の症状

 陽虚の体質のものが、寒冷の邪を受けて、血液がとどまりとどこおるため、体表部に陽気が偏在したため、低体温になります。

  症状・・月経不順(周期が長かったり、短かったり一定しない)・下腹部が冷えて痛む

  治法・・経絡を温め通じさせ冷えをのぞく・血を増やしオケツを去る。

  方剤・・温経湯・うんけいとう=呉茱萸・半夏・麦門冬・生姜・川きゅう・芍薬・当帰・人参・桂枝・阿膠・牡丹皮・甘草

 

5.気滞血瘀()・瘀()・きたいけつお ケツオ=オケツ

 「体温をあげると健康になる」の本によると、「ストレス」が低体温の原因であり、それに関する事柄にかなりのページを割いています。これは、ストレスで交感神経優位になると、交感神経の支配下にある白血球の中の顆粒球が増加します。顆粒球の増加は一見いいのですが、増加過剰になると顆粒球が死滅するとき発生する活性酸素によって、血液が酸化され、ドロドロ血液になり全身に巡らなくなり、低体温になると書かれています

 漢方療法的には、内傷七情**で、肝の疏泄***が失調し気がスムースに全身に巡らなくなり、そのため血も巡らなくなりオケツを生じ、陽気が偏在してしまい、体温を上げられなくなります。

気滞・きたい=気の運行が阻害され身体の一部分に停滞する病変。

気滞血瘀=気滞では各所の機能停滞あるいは失調を生じ、とくに血管運動神経系が失調すると循環障害がおこりオケツの症候があらわれる。

**内傷七情・ないしょうしちじょう=喜怒憂思悲恐驚の情志により蔵器を損傷させる。

***疏泄・そせつ=情緒を安定させ精神状態を快適に保つこと。

  症状・・胸が張り、痛む・げっぷやため息が多いなどの気滞の症状に、生理痛・冷えのぼせなどのオケツの症状が加わる

  治法・・気を整え、血の流れを良くする。

  方剤・・冠脉通塞丸・かんみゃくつうそくがん=血府逐瘀()湯・けっぷちくおとう。当帰・地黄・紅花・牛膝・川芎・桔梗・桃仁・枳実・芍薬・柴胡・甘草

  

五味調和の説明を踏まえて目的は異なっても低体温も服用1ヶ月位で上がる人、年単位で服用(目的は違い時々服用・濃いお茶・苦寒・が好きでした)しても変わらない人がいます。

発熱(異常)で体温が上がるのと、自然な形の体温(37)へ近づけるのは違います、発熱で37℃でだるくなる人も、自然な形で体温を上げた場合(正常)はだるくなることはありません。

 

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本体価格

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500g 15,000円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円