ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

ついでにもう一つ…〝コワイ話〟を!

2021年06月13日 | 俳句

 金曜日は午後から久しぶりにフラダンスへ…5月は体調が悪かったり忙しかったりで、一度も行ってませんでしたので、一月振りかな。

 きっと踊ると暑苦しいだろうし、狭い部屋に15、6人ぐらいはいますので、じゃああの〝分子マスク〟とやらをはめて、意気揚々と行きました。

 〝マスクってムレるし息がしづらいし、着けていると気が滅入る…。そんな多くの方が抱える悩みを、分子マスクはある素材を使って解決しました。完成に5年の歳月を費やした高機能オーガニックコットン使用…〟がうたい文句ですからそれに期待して…。確かに不織布ほどの息苦しさはありませんでしたが、休憩しながらの1時間、レッスンを終えたときはもうマスクの中がぐっしょりと汗ばんでいて…外に出てマスク外したらやっと一息つきました。

 やっぱり何層か重ねて作ってありますので、かなり厚め。これで運動でもすれば息苦しくなるのは当然。やはり一番涼しくて息苦しくないのはメッシュのマスクですが、これではウイルスの遮断は無理でしょうからね。Amazonで調べてみると夏用のクールマスクが様々販売されていて、そんなに高くない! 分子マスクの値段を出せば何枚も買えそう! これはやっぱり悔しいね~。

 ところで、ついでにもう一つ〝コワい話〟を。

 もう1ヶ月以上になるでしょうか。主人が急に頭が痛いと…、それも片側だけ。私は以前よく偏頭痛を起こしていましたが、主人は風邪を引いても頭が痛くなったことがない人なんです。もしかしたらコロナ?と、すぐに体温を測っても正常。味覚、咳、喉など聞いても何もないと。とにかく翌朝すぐに病院へ行きました。私のかかりつけの病院は脳血管心臓病クリニックですので、そこへ行って診てもらうことに。

 しばらくして戻ってきて…あのS先生は藪だよという。〝なぜ?脳のMRI撮って貰わなかったの?〟〝もちろん撮ったが、脳に異常は見当たらないと〟〝じゃあ何ですって?〟〝ナント、帯状疱疹かも知れんからと、頭痛薬の他にこの薬をくれたぞ!〟と。ちょっと腹を立てているような口ぶりで…。

 〝帯状疱疹ならどこかに発疹がでてない?〟と見てみるが、何もない。とにかく歩いても何をしても右側だけがイタイと。〝ほら、私が以前偏頭痛でイタイ、イタイと言っていたのがやっと分かった!〟などと言いながらも…、でも原因が分からないと心配。しかし、気にはなってもどうすることもできません。

 翌朝、鎮痛剤が効いたか聞いてみると全く効かないと。そこで思いついたんです。〝私は耳が悪いからそれで偏頭痛のようになって痛むことがあったので、あなたも昔蓄膿の手術を受けたことがあったでしょう。あれが右側だったから、そこがまた何か炎症を起こしたのかもよ〟と言って、今度はすぐに、これも私の通っている耳鼻科へ行くように勧めました。医者嫌いの主人ですが、今回はなかなか素直です。(笑)

 しばらくして帰ってきたので、〝どうだった?〟と聞くと、〝帯状疱疹にまちがいないでしょう〟と言われたんですって。発疹は出ていないが痛むところが神経にそっているからと。じゃあS先生は藪じゃあなくて〝名医〟じゃあないの!…それで納得したのか、今度は大人しく薬を飲んでいました。

 この帯状疱疹は、私も罹りましたからよく分りますが、症状が治まっても薬はきちんと最後まで飲まないといけません。でなければ後遺症が出て、それが厄介なんです。だから主人もいいと言われるまで通院して真面目に薬も飲んでいました。まあまあ痛みも治まって、薬も飲まなくてよくなり…さあ、これでこの病気とも縁が切れたと思った途端…さて、何が起ったんでしょう?

 これは私にも全く予想できませんでした。本当にまさかということが起ったんです。ある日久し振りのゴルフへルンルン気分で出掛けた主人が、〝大変なことになった!〟と慌てて帰ってきたんです。

 〝何事?〟〝目が半分見えていないんだ!〟一瞬何のことか分かりませんでした。実は右目だけで見ると視野の半分が白くぼやけて見えないんだと。左目が正常なので今まで気がつかなかったのが、ゴルフをするときに片目をつぶって目測するので分かったんですって。また、またこれは大変なこと!

 すぐ翌朝、今度は眼科へ。すると、これも帯状疱疹の後遺症なんだそうで、またまた通院です。最近は薬を飲んでやっと見えるようになったそうですが、まだ少しおかしいと…。

 ほらコワいでしょう。主人が、あっという間に診察券の全科が揃ったぞと笑うもんですから、〝まだ整形外科はないでしょう。私の方が勝ちね〟なんて、二人で診察券を競い合ったりして。でもこんなこと見上げたことじゃないですものね。恥ずかしいこと!

 その話を大分の弟にしたら、自分の顔面マヒも帯状疱疹だったんですって。確かに随分前に顔面マヒになり、食べる時は口から零れるし、瞼も開けていられなくなって、人相も変わってしまったことがありました。知らなかったんですが、それが耳の中に帯状疱疹が出たからなんですって。相当長く治療をしていたようでした。そういえば主人も治療中、瞼がだんだん垂れ下がってきて、顔の左右がアンバランスになりかかっていましたもの。ほら、やっぱりコワいでしょう。

 聞いてはいても、改めて帯状疱疹の恐ろしさを身を以て実感しました。もしまだ罹ったことがなくて、今罹りやすい年齢になっておられる方は、帯状疱疹のワクチンを打った方が良いかも知れませんよ。また、発疹がなくてもこの痛みは?と疑わしい時…特に顔のどこかが日頃になく痛む時には、迷わず病院へ。皮膚科、脳神経科、内科でも、…いいです…とにかくすぐに行きましょう。帯状疱疹も早いほどいいということですからね。

 今日の写真は、代わり映えしませんが、我家の〝紫陽花〟。適当に切って挿しました。以外と赤系統が少ない…ということは土地がアルカリ性ということでしょうね。

コメント (12)
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