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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

VERGE OF LOVE

2014-12-10 21:27:28 | 荻野目ちゃん
荻野目洋子 1988年 ビクター

さて、きょうは、私の永遠のアイドル、荻野目ちゃんの誕生日である。
っつーことで、あらためてというほどのことでもないんだが、やっぱ荻野目ちゃんを聴くんであるけれども。
(いろいろあるけれどね、荻野目ちゃんさえいれば、私の精神の均衡みたいなものは保たれる。)
なんでもいいんだけど、今日ここにとりあげるのは「VERGE OF LOVE」にしてみた。
いいよぉ、これは。サンフランシスコでレコーディングしたもの。
このあたりから、荻野目ちゃんのボーカルは、力強さを増していく、って感じがする。
全編英語歌詞、それがまたいいんだ。
特に「YOU TAKE IT ALL WAY」のサビ、
Ooh...every time I look into your eyes
You're pullin' me closer closer
Everytime you hold me tight
You take it all way
のあたりは、私のなかでは、あらゆる荻野目ちゃん楽曲のなかでも、かなり上位に位置する気持ちよさである。
1.THIS COULD BE THE NIGHT
2.SOMETHING ABOUT YOU
3.PASSAGES OF TIME
4.WICKED
5.VERGE OF LOVE
6.POSTCARD FROM PARIS
7.SWOOPIN' IN
8.IS IT TRUE
9.DIZZY,DIZZY,DIZZY
10.YOU TAKE IT SLL WAY

んで、ずーっと、これを聴いてたわけなんだが、
後年になって、日本語版をやっぱり入手することになったんだけど、
なんか英語ヴァージョンに耳が慣れてたせいか、あらためて日本語歌詞を聴くと、ちょっと違和感あって、馴染めない。
いまだになじめない。

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またひさしぶりの馬、またまたうまく乗れず

2014-12-08 19:33:25 | 馬が好き
乗馬に行く。
朝起きたときには気にもしなかったんだけど、着いてみたら、とても寒い。
空気が冷え切っちゃってる、こういうのって、今朝だけぢゃなくて、前の日から冷えてるってことが多い。
それはいいとして、きょう乗る馬は、アグネスドーン。

すごいひさしぶり。前に乗ったのは、私がまだ障害練習してたころの話だからねえ。
いままったく障害とかやる気ない。まさか今日やれとか言われないだろうな。
どんな馬だかも忘れてるんだけど、馬装してると、先生が通りがかる。

「ドーン、乗ったことありましたっけ?」たしか2度ほどと答える私に、「ときどきハネるかもしれないんで」と注意される、えー?そんなんでしたっけえ?
とりあえず、またがって、馬場へ。とりあえずおとなしい。(馬場への行き来の道でハネられたりすると恐ろしい。)

障害なんかやる気ないので、部班に入る。
なんか知んないけど、部班の柵の横幅がいつもより広いよ。
ふつうは区切って馬場つくるんなら20メートルくらいだと思うんだけど、しばらく前から25メートルくらいでやってて、きょうはそれがさらに広がってる。
まあ中でウォーミングアップを輪乗りでしても、蹄跡歩いてる人馬のジャマをしなくて済むから、いいんだけどね。
さて、脚への反応、ハミうけの模索といった、ウォーミングアップの課題もままならないまま、部班の隊列をつくるんだけど、ハネるかもって言われたもんだから、最後尾につけようと思う。
一応、気をつかう。特に私は手が強い(拳で馬のジャマをする)ので、ハネる馬に乗ると大概ハネる、後ろのひとに迷惑かけたくない。
うまく後ろに位置することができたかと思ったら、1頭だけ私の後ろに来ちゃう、知らないよぉ。
なんて思って乗ってると、きょうの部班では、速歩で蹄跡を行進してたら、先頭だけ巻乗り、最後尾にまわってるあいだに、さっきまで二番手の人が替わって先頭、って動きをやる。
まあ何とか無難にまわってるつもりなんだけど、前に出る勢いもちょっと足んないし、ハミうけなんか全然できない。距離空けないことだけで、精いっぱい。
カカトあがってる、まっすぐアブミが下がって、そこで踏むように、って何度も言われる。動かそうと思って脚をバタバタするたびカカトが上がる。
そうこうしてるうちに、輪乗りで駈歩。スッと出るんだけど、いまいち勢い足んないんで、動かすようにする。
そしたら前の馬との間隔が詰まって、ちょっと控えようと思うと、バタバタ。
そこでピョンとハネるみたいな感じがしたんで、落っこちないように身構えて、なるべくジャマしないように乗って、動かすことをこころがける。

しかし、先生は鋭く指摘する。
「アブミ、踏む!いまハネたら落とされますよ!」
強引にカカト下げるように踏んづける。
「アブミ深い!」
力入れて踏んでる状態で履き直すのはやや難しいのだが、微妙にポジション修正する。
「爪先、内! まだ開いてる、もっと内!」
まーた、やっちゃってる。いつも言われるよ、5年くらい前から、ずーっと言われてる。たぶん一生治んないよね、私のアブミの踏み方というか脚の構え。
思えば、ちゃんとアブミ踏んづけられてる、ってイメージが私のなかにはない。正解を知らないまま、ここまで馬に乗ってきちゃってる、ってえのも恐ろしいといえば恐ろしい。

「またカカト上ってる! カカトを馬に当てない! ふくらはぎで接して!」
言われても、どうにもこうにもなりゃしない。膝と爪先が進行方向より外を向いて、カカトを馬の腹に突き立ててる。これぢゃダメだよねえ。
以降も同じことエンドレスで繰り返し。馬の顔をもうちょっと内に向けようとか、小賢しいことばかり考えるんだけど、乗ってる基本的な姿勢がなっちゃいないんだから、どうしようもない。
そうこうしてるうちに、練習終了。
もうすこしだけ各自で乗っていいっていうんで、ハネらんないだろうなと警戒しつつ、駈歩でジッと座ることをやってみる。
どうにもうまくいかないんで、駈歩はあきらめて、こんどは主に速歩で詰め伸ばしするんだけど、やっぱりパッとしない。
あまりガリガリやっても、人馬とも幸せになれないんで、適当なとこで終了。
うーん、うまく乗れないなあ。

手入れしたあとは、リンゴやる。そんなにうまそうにってわけぢゃないけど、腹減ってんのか、ふつうに食う。
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紙つなげ!彼らが本の紙を造っている

2014-12-04 22:09:06 | 読んだ本
佐々涼子 2014年6月 早川書房
ちょっと前に買って、つい最近読んだ本。早く読みゃあよかった。
持ってるのは、8月10日で早くも8版のもの。
サブタイトルは「再生・日本製紙石巻工場」、2011年3月11日の東北の地震で、津波によって壊滅的な被害にあった製紙工場が、そのほぼ1年後までに復興するさまのノンフィクション。
ダメだねえ、あの地震の後のこととか思い出すと、個人的に。読んでると、ところどころ目がウルッとしちゃうことがある、ふつうに朝夕の電車のなかで読もうとしたんだけど、それは途中でやめた。
地震当日のこと、そのあとのことも、リアルに書かれてる。
津波から逃げるとか、逃げられないで水に呑まれてくひとを助けられないとか、そういう状況、とても悲惨。
ちなみに工場は津波でグチャグチャになっちゃったけど、当日働いていた1306名全員が無事だったというのはすごい。
で、その後、工場を復活させるために、入り込んだ泥水や瓦礫を撤去していくんだけど、そこに、
>構内で発見された遺体は、全部で四一体となった。
なんてボソッと書いてある。いやだいやだ。
荒れ果てた街で、バットとか振り回して、自動販売機こわしたり、商店から略奪したりする連中の存在も書かれてる。いやだいやだ。
さて、本題の工場の再立ち上げに関しては、早い段階で工場長が、とにかく1台機械を動かす、期限は半年、と宣言する。
瓦礫でグチャグチャ、電気もない状態で、半年後に動かせるわけないと、全員が思うんだけど、リーダーが断固として目標を譲らないので、みんながんばる。いろいろがんばる。すごいがんばる。
できるかどうかは、まだ新しい本だから、こんなとこでばらさない、読んでのお楽しみというものでしょ。
それはそうと、本につかう紙については、たいへん勉強になった。
色とか、厚さとか、固さとか、手触り感とか、耐久性とか、いろいろあるらしい。
出版社の側も実はこだわりがあるそうで、
>文庫っていうのはね、みんな色が違うんです。講談社が若干黄色、角川が赤くて、新潮社がめっちゃ赤。
ってこの石巻工場で紙をつくってるひとは言う。知らなかった。
そういうオーダーにこたえるべく、紙をつくってるんだそうな。
著者も、
>紙の本の読書体験は、本を開く前から始まっており、その触り心地やにおいの記憶自体が、作品世界に影響を与える。
>そして、我々は「めくる」ことによって、さらに読書を“体験”していき、本にはその痕跡が残るのである。
という具合に、本の手触りや個性の擁護者なので、読んでるとますます、そうだよなって気にさせられる。
ちなみに、本書の最後には、【使用紙】として、「本文:オペラクリームHO四六版Y目58.5kg」だなんて、(同様に、口絵、カバー、帯についても)わざわざ書いてある。記号の意味はわかんないけど、いい紙だ。
紙の本、好きです、私。


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Chronologic

2014-12-03 21:08:59 | CD・DVD・ビデオ
山下久美子 1991年 日本コロムビア
(※実は、この項、きのう書いたんだけど、なんかまともなこと書いてる気がしないし、「怒って書いた文書は一晩寝かせろ」の原則に従って、編集を中途にしてたんだが、いま考えても変わり映えのしたものはできないので、ほぼそのまま公開にすることにした。)
どうにも、こないだっから、ムシャクシャしてるというか、おもしろくないことが胸につかえてる感じがとれない。
とても本なんかは読む気になれない。
ちょっと、音大きくして、ガンガンとロックでも聴くかー、って気分。
で、そーゆーときに聴くものを採りあげようと思ったんだが。
(当ブログは、本のネタに困ると、音楽ネタに流れる傾向があるような気がする。)
私がそういうときに聴きたいものって、CDとかで所有してないのがほとんどだってことに、改めて気づいた。
盛んに音楽を聴いてたころって、CD(その前はレコード)をレンタルして、カセット(その後はMD)に録音してたってのが主流だから。
(どうでもいいけど、MDという媒体は生産終了したらしいね。)
こーゆーときに聴きたいのって何だろ?と思って、探すとCDない、たとえばヴァン・ヘイレンとか、持ってないし。
レインボー(Death Alley Driver、聴きてえ)とか、ナイトレンジャーとか、CDでもってない。
いま便利な時代だから、探せばネット上にあるけど。それは、ちょっと違う気がする。
(それでも探しあてた動画については後述。)
こういうときは、日本語の歌だと、なんか理に落ちる感があって、やっぱ何言ってんのかわかんないけどドカドカやってる海外アーティストのもののほうがいい気がする。
とかなんとか言ってるうちに、山下久美子を一枚みつけたので、とりあえずこれ聴く。
日本語でも、女性の声だったらいいのか、というあたりがいい加減である、私。
聴きたいのは、「こっちをお向きよソフィア」と「SINGLE」と「リリス」くらいだけど。
サブタイトルに「SINGLES SIDE:A COLLECTION」ってあるとおり、シングルを集めた面白くもなんともないベスト盤なんだけど、なんで持ってんだろ、このCD。
やっぱ今挙げたような曲を一枚で聴けるめんどくさくないものを求めて買ったんだろうな。ああ、あと「赤道小町ドキッ」もだ。
山下久美子は、好きでねえ。一時期、クルマのなかでは、ずっと聞いてたような気がする。
そんな古くから好きだったわけではなく、名前を知ってた程度なんだけど、あるとき渋谷の交差点あたりで「SINGLE」のPVが流れてたときに、わ、いいな、って思ったのがきっかけだったと思う。
そのころの最新アルバム「1986」は、とても好きだったんだけどねえ、やっぱCDもってない。
カセットテープは確かにいまだにあるんだけど。(聞かないんだから捨てればいいのに。)

そのあとに出た「POP」ってアルバムも好きだ。
曲つくってギター弾いてるのが、布袋寅泰ってこと知らないで、いいよねとか言ってたんだから、私もバカだ。
うーむ、それにしても、やっぱ
You & Me 気をつけて Mama Said “恋はあせらずに”
ってとこは、いつ聞いても気持ちいいなあ。


さてさて、YouTubeで探してみたら、なんでもあった。
たとえば「You Really Got Me」
Van Halen - You Really Got Me

ヴァン・ヘイレンの曲のなかでは、ファーストアルバムの1の1である「Running with the Devil」のほうが好きなんだけどね、実は。
(あの曲のギターソロの最初の音が好き。)
あと、全然関係ないけど、ときどき聴きたくなる、「Dancing In The Street」も探したらすぐ見つかった。
David Bowie & Mick Jagger - Dancing In The Street
【2025年5月11日注 ここにはデビッド・ボウイとミック・ジャガーの「ダンシング・イン・ザ・ストリート」のYouTube動画を貼ってたんだが、気がついたら、一般公開してないってなってたんで、見られません。埋め込みを削除しました。】
この曲は、好き。
デビッド・ボウイも、ミック・ジャガーも、特に好きというわけぢゃないけど、この曲は好きだ。
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十二月、最初の乗馬

2014-12-01 18:52:44 | 馬が好き
雨のなか、乗馬にいく。
先週休みで、二週間ぶりだなあなんて思ってたら、気がつけば12月になっていた。
ことしも過ぎ去った日々は速かった。年内あと何回馬に乗れるんだろう。
ということで行ってみれば、きょうは天蓬。なんかひさしぶり。

(キレイに毛が刈られていた。)
さっき調べたら、さいごに乗ったのは6月30日だったということになる。
たぶんいまいる馬のなかでは数いちばん多く乗ってると思うんだけど、どんな感じだったか、さっぱり忘れてしまった、…ということにしておこう。
ちょっと着くのが遅くなってしまったので、急いで馬装してったら、始まりには余裕で間に合った。

ウォーミングアップしてると、とりあえず前に動いてはくれそうなことだけは、うすうすわかる。
4頭の部班の2頭目という好位につけてスタート。
おやおや、隅角で馬が経済コースの内回りを通ろうとするよ。でも始まってすぐのうちは、あまりゴチャゴチャいじんないことにした、とにかく前へ。
さて、かなりくるくるとまわったとこで、それぢゃそろそろもうちょっということきいてもらおうかな、と思って手綱を短く持って、こっちこいとかやってみるんだけど、あらら、うまくいかない。
ちっとも馬がゴメンナサイなんかする気がなさそう。
歩度をつめようと思えば、たしかにスピードは落ちるんだけど、私と馬はバトルになったまま。
伸ばそうと思えば、たしかにスピードアップはするんだけど、うけてる感はない、バタバタと突き進んぢゃう感じ。

一旦、常歩したのち、地上横木を通過する。
三本おいてあるのを、最初はゆっくり入っていって、あいだ三歩でいくようにって。
馬はおちついてるので、真ん中に入っていくことだけ気をつける。
何度かやったあと、蹄跡を行進してすこし歩度を伸ばす。そしたら、こんどは横木のあいだは二歩でいけって。
わりとトントンとリズムはよく歩くので、横木に向かう前の回転ではあまりギチギチと半径にこだわらず、勢いついたまま回るようにしていく。
通過したあともしっかり前に出せということなので、蹄跡につきあたるまで気を抜かずにまっすぐ向かうよう脚もつかう。
何回かやったら、また一旦常歩して、こんど輪乗り。速歩から、駈歩発進。
駈歩では、速歩以上に内に入ってきそうな気がしてくるので、輪と蹄跡の4つの接点を意識して、なるべく外に圧しだす。
上でバランスをくずすと、邪魔!って声がきこえそうな感じで、馬がハネそうになるので、なるべくジッと乗るようにする。
図形に気を取られていると、こんどは前の馬との距離が空いちゃう、前に出すのが優先。
勢いがおちてきたら、内の脚ドンと蹴る。しょうがねえなあって馬が言ってる感じで再加速するんで、何歩か勢いよく走らせといてポンポンとホメる。

左右の手前でやって、部班は終了。残りの時間でもうすこしやってもいいということなので、速歩と駈歩ですこし詰めたり伸ばしたりする。
その前段階で、ハミうけをもうちょっとなんとかしようとしたんだけど、まったくものにならなかった。
あまりラクぢゃなかったけど、馬も、私の拳が衝突しちゃってジャマでしょうがなくて、楽しくなかったんぢゃないかなと反省。

手入れがおわりに近づくと、天蓬がソワソワとして、前ガキしたりする。
(天蓬の前ガキは、カツカツと地面を叩かず、空中でクイクイとする。)

もしかして、手入れ終わったらリンゴが出てくるはず、っておぼえてる?
(馬は都合のいいことはすぐおぼえて忘れない。)
ちゃんと用意してあるんで、やると、リンゴのCMに出られるくらいの勢いで、うまそうに食べる。

どうでもいいけど、身体がでかくて、馬着の前が合わせられないよ、天蓬!?
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