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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

ごあいさつ

2012-03-03 21:40:20 | CD・DVD・ビデオ
高田渡 1990年 ベルウッド・クラシックス版
きのうのつづき。
っていうのは、『ひとり家飲み通い呑み』の一章に「床 de 赤ワイン」ってのがあったんだが。
「床」で飲むったって、京都の鴨川沿いで涼みながら料理食ってワイン、ってわけぢゃないよ。
自分のいえの床にどかっと座って、テレビでも見ながら、大振りのコップに冷えたワインをドボドボ注いで飲もうってんだ。
テーブルなんかつかわない、自分のまわり、床のうえに無造作に皿をおいてメシを食う。
アテは、バケットパン、QBBのベビーチーズ、肉料理としてサラミ一本、魚料理としてシャケ缶(カラフトマス)。
ちなみにシャケ缶は、水にさらしたタマネギスライスを皿にひろげといて、そこにドサッとあけて、醤油かけ回して食うんだ、これが。
で、呑みながら見る、音楽DVD一点。
ということで、ようやく本題。
>日本のものだったら『タカダワタル的』。(略)フレンチの店ではひっくり返ったってかけない音楽だ。チューハイ飲んでヘベレケの高田渡を観ながら、冷えた赤ワインをガブガブ飲むのもオツなもんだよ、お兄さん。
って、高田渡が出てくる。
私が持ってる高田渡のCDは3枚しかないけどね。
これは、ファーストアルバムで、オリジナルは1971年らしい。
私が高田渡を知ったのは、1993年だったかなあ、泉谷のライブ(川崎だった)にゲストで来たんである。
誰だか知らなかったんだけど、そこで「スキンシップ・ブルース」なんか歌われちゃって、いい味だしてるな、このひと!って俄然ファンとまでは言わないが、ある程度のフェイバリットになった。
CDは買ったけど、やっぱライブのほうがいいようね、こういうひとは。
(泉谷は「油断するとこのステージ上で寝ちゃうぞ」みたいなことを言ってたような気がするけど。)
このアルバムは、名曲である「生活の柄」なんかも入ってるけど、私の好きなのは「アイスクリーム」とか「値上げ」とかかなあ。
さて、「床 de 赤ワイン」のほうは、赤ワインは常温でなんて聞いたふうなことは知るもんか、冷やして飲めば大概の酒はうまいんだってノリで、ガブガブ飲むんだけど、「高田渡の歌、いいなぁ。声がいいんだ。声が肴になる。たまらん。」とか、いいこと書いてある。

1 ごあいさつ
2 失業手当
3 年輪・歯車
4 鮪に鰯
5 結婚
6 アイスクリーム
7 自転車にのって
8 ブルース
9 おなじみの短い手紙
10 コーヒーブルース
11 値上げ
12 夕焼け
13 銭がなけりゃ
14 日曜日
15 しらみの旅
16 生活の柄


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