村上春樹 平成3年 新潮文庫版
なんかひさしぶりに、本格的な雨にあったような気がする。
だからというわけではなくて、偶然だけど、こんなタイトルの旅行記を、ちょうど読み直してた。
サブタイトルは、「ギリシャ・トルコ辺境紀行」、村上さんが二つの国を旅したときのことを書いたもの。
と言っても、ふつうのひとのように観光ツアーで見物してきたわけぢゃない。
ギリシャ編は「アトス‐神様のリアル・ワールド」で、ギリシャ正教の聖地みたいな半島を、修道院から修道院へと歩いてく旅。
トルコ編は「チャイと兵隊と羊‐21日間トルコ一周」で、兵隊に検問されたり、土地のひとびとにタバコねだられたりしながら、四駆でトルコをひた走る旅。
どっちも、かなりハード。
村上さんて、小説を書くときは書斎でジーっと想像力をはたらかせるタイプだと思ってたんだけど、けっこうアウトドアでも激しく攻めるのね。
(ほら、ネタをつくりに出掛けてくヘミングウェイみたいなのを否定する、とかってイメージがあるぢゃない。ないか。)
カメラマンと編集者がいっしょなんだけど、例によって自著に解説とかつけないひとだから、なんで村上さんがそんなハードなことしてまわってたのかは、私には分かんないんだけど。
(この本は文庫が出てすぐ買ったんだけど、ほとんど読み返した記憶とかがない。)
なんかひさしぶりに、本格的な雨にあったような気がする。
だからというわけではなくて、偶然だけど、こんなタイトルの旅行記を、ちょうど読み直してた。
サブタイトルは、「ギリシャ・トルコ辺境紀行」、村上さんが二つの国を旅したときのことを書いたもの。
と言っても、ふつうのひとのように観光ツアーで見物してきたわけぢゃない。
ギリシャ編は「アトス‐神様のリアル・ワールド」で、ギリシャ正教の聖地みたいな半島を、修道院から修道院へと歩いてく旅。
トルコ編は「チャイと兵隊と羊‐21日間トルコ一周」で、兵隊に検問されたり、土地のひとびとにタバコねだられたりしながら、四駆でトルコをひた走る旅。
どっちも、かなりハード。
村上さんて、小説を書くときは書斎でジーっと想像力をはたらかせるタイプだと思ってたんだけど、けっこうアウトドアでも激しく攻めるのね。
(ほら、ネタをつくりに出掛けてくヘミングウェイみたいなのを否定する、とかってイメージがあるぢゃない。ないか。)
カメラマンと編集者がいっしょなんだけど、例によって自著に解説とかつけないひとだから、なんで村上さんがそんなハードなことしてまわってたのかは、私には分かんないんだけど。
(この本は文庫が出てすぐ買ったんだけど、ほとんど読み返した記憶とかがない。)