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many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

君主論 ほか

2010-06-28 20:13:52 | 読んだ本
うん、政治学の古典のつづきだ、な。
古典といっても、超古典だぞ。
ホントは一冊ずつ、ちゃんと採りあげて、内容コメントしようかと思ったんだけど。
正直なところ、何が書いてあったか、すっかり忘れてるんで、ひとからげにしちゃいました
年代順がいいのかね?

ぢゃあ、最初は「君主論」

マキアヴェッリ著 黒田正利訳 1935年発行・1959年改版発行 岩波文庫版
私の持ってるのは1985年の第49刷。
書かれたのは、解説によれば、1513年らしいが、出版はマキアヴェッリ死後の1532年らしい。
15~16世紀のイタリアで何あったか、現代の日本人には興味ないだろうけど、まずはこれ読むところから始めないと、政治学ってのはラチあかない、らしい(?)

つぎは、「市民政府論」

ジョン・ロック著 鵜飼信成訳 1968年 岩波文庫版
私の持ってるのは1985年の第19刷。
1690年のものだ。1688年がイギリスの名誉革命だし。(←って、そんなこととっくに忘れてたんだけど。)
人間は、みんな生まれながらにして、自由平等独立だ、誰の奴隷にもなんないぜ、って本だな、たしか。
(さらに、ぢゃあ、どうやってうまくいく社会をつくるか、ってことだ。)

それから、「社会契約論」

ジャン・ジャック・ルソー著 桑原武夫・前川貞次郎訳 1954年 岩波文庫版
持ってるのは1985年の第38刷。
どれも同じころ読んだはずだけど、大学1年ときだと思う。
大学の生協のブックカバーにいまだに包まれてるしね。
突然思いだしたけど、生協の書籍売り場って、たしか定価の1割引で買えたんだよね、本が。
で、社会契約論は、1762年の出版らしい。
たしか、これいちばんややこしいんだ。読みにくい記憶しかない。
ほっぽとくと勝手な個人個人が、生きてくために互いに契約して、それが国家なり何なりになるっていうんぢゃなかったっけ、たしか?

ほかにも、ホッブスとかモンテスキューとか無理やりいろいろ読んだ気がするけど、手元には残ってない。
思想の話はめんどくさいんだよね。
なんかムリくり理論を積み上げてつくった民主主義とか権利とかって、うさんくさい。
それより、世界史とかで、隣の国を見て「あ、あそこイイな」ってんで、攻め込んでっちゃう侵略の歴史を勉強してくほうが、よっぽど自然で面白い。
コメント
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