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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

人生の棋譜 この一局

2009-02-09 20:15:26 | 読んだ本
河口俊彦 平成11年新潮文庫版
きのうのつながりで、また。
将棋の鑑賞の仕方の入門という点では、将棋世界に長く連載されてた
著者の「新・対局日誌」が有名だろう。
単行本もいくつか持ってたんだけど、
たぶん何回かの引っ越しのあいだに売ってしまった。
とりあえず今手元にあるのは、この文庫本。

これは1996年に出た単行本の文庫版で、
書かれている内容は、1990年から1994年まで。
ちょうど升田・大山の亡くなったころのことである。
例によって順位戦が中心という感じだけど、
私が一番好きなのは、先崎八段が森九段と対局するときに、
坊主にして臨んだという話である。

最初に、将棋の鑑賞の入門って書いちゃったけど、
やっぱ将棋のことと、登場する棋士の背景(成績とキャラ)が
わかってないと、こういうものは楽しめないかもしれない。

コメント
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